ゼンさんとみなみが起き出したのは8時過ぎで、私は熱も37.7度まで下がり、だいぶラクになっていた。
「大変だった」
ゼンさんは威張らず、誇張せず、しかし苦労を滲ませて昨夜の闘いの全容を話してくれた。
「まず、みなみはママがいいらしくて俺の抱っこを拒否して暴れ出したんだ」
ゼンさんは暴れるみなみをスリングに入れてみたらしい。
スリングが好きなみなみは、普段ならこれで黙る。
しかし、みなみは泣き続け、暴れ続け一時間半が経過。
そろそろ次の授乳だと、ゼンさんはミルクを用意した。
しかし……。
「まっっったく飲まないんだよ」
さすがにゼンさんの言葉に憎々しさが混じる。
だよねぇ、当然だよ。
みなみはミルクを完全拒否、ママもおっぱいもナシなんてあり得ないとばかりに大号泣を始めたそうだ。
「大変だった」
ゼンさんは威張らず、誇張せず、しかし苦労を滲ませて昨夜の闘いの全容を話してくれた。
「まず、みなみはママがいいらしくて俺の抱っこを拒否して暴れ出したんだ」
ゼンさんは暴れるみなみをスリングに入れてみたらしい。
スリングが好きなみなみは、普段ならこれで黙る。
しかし、みなみは泣き続け、暴れ続け一時間半が経過。
そろそろ次の授乳だと、ゼンさんはミルクを用意した。
しかし……。
「まっっったく飲まないんだよ」
さすがにゼンさんの言葉に憎々しさが混じる。
だよねぇ、当然だよ。
みなみはミルクを完全拒否、ママもおっぱいもナシなんてあり得ないとばかりに大号泣を始めたそうだ。