「お久しぶりです」
休日夜間出入り口で私を迎えてくれたのは、あのメガネっこ助産師・時田さん。
本日もべっ甲縁のメガネと三つ編みが決まっておりますな。
「時田さん、久しぶりぃ。なんか熱出ちゃって~」
ヘラヘラ言う私は空元気ってヤツで、本当は関節痛と悪寒で死にそうだった。
そして、胸はやっぱり痛い。
歩くだけで響いて電気のような痛みが走る。なんで、コレに気付かなかったんだ、私は。
「こちらへどうぞ」
ゼンさんと抱っこひもの中のみなみを残し、通された診察室にはすでに銀縁メガネ先生こと佐藤先生が待っていてくれた。
その後ろには看護師長の天地(あまち)さんもいる。
奇しくも、みなみのお産でお世話になった人たちが揃いぶみだ。
「一色さん、お久しぶりです。じゃあ見ていきましょうね」
銀縁メガネ先生による診察はあっという間に済み、
診断は……。
休日夜間出入り口で私を迎えてくれたのは、あのメガネっこ助産師・時田さん。
本日もべっ甲縁のメガネと三つ編みが決まっておりますな。
「時田さん、久しぶりぃ。なんか熱出ちゃって~」
ヘラヘラ言う私は空元気ってヤツで、本当は関節痛と悪寒で死にそうだった。
そして、胸はやっぱり痛い。
歩くだけで響いて電気のような痛みが走る。なんで、コレに気付かなかったんだ、私は。
「こちらへどうぞ」
ゼンさんと抱っこひもの中のみなみを残し、通された診察室にはすでに銀縁メガネ先生こと佐藤先生が待っていてくれた。
その後ろには看護師長の天地(あまち)さんもいる。
奇しくも、みなみのお産でお世話になった人たちが揃いぶみだ。
「一色さん、お久しぶりです。じゃあ見ていきましょうね」
銀縁メガネ先生による診察はあっという間に済み、
診断は……。