「痛い、痛い・・・」

自分で殴ったくせに、ウアンはまるで大事なものをさわるかのように私の足や手を
なでまわす。

体に力が入らない。

興奮したようにウアンの息遣いが響いていた。

痛みで朦朧とする私のシャツをウアンが強引に脱がせた。

ソムチャイ・・・。

ソムチャイ・・・。

「助けて・・・」

お腹が痛すぎて目が開けられない。

もう、このままウアンに犯されるんだ・・・。

そう覚悟をした時、ドアの開く音がした。
急にウアンが私から離れた。