444の呪い・・・。

444を見てしまった。

気をつけていたはずなのに、なんでボタンを押してしまったの!?

とにかく、誰かに助けを求めなきゃ・・・。


ようやくトイレまでたどりつくと、ドアを開けて声をかける。

「ねぇ・・・」

英美はそこにはいなかった。

トイレには電気がついていなかったのだ。

「やだ・・・誰か・・・」

そう言いながら、歩いてきた廊下を振り返った時、さっきまでいた控室のドアを開けて誰かが中を覗きこんでいるのが見えた。