『あ・・・。そういえば、コンビニのレシートのお釣りが444円だった。それを握ってたって警察の人が言ってた』

知佳は悲鳴を手で押さえた。

やっぱり、現実に呪いはあったんだ。

亜矢音も、呪いで死んだんだ!

涙がボタボタと畳を濡らした。



___どうやって電話を終えたのか分からない。


いつのまにか、知佳は呆然と足を投げ出した姿勢で、段ボール箱を見ていた。


・・・先生に知らせなきゃ。

でも、どの先生に?