後宮の生贄妃~呪われた目を持つ少女は死の皇帝に愛される~

作品あらすじ

人の死期が見える目を持つ春麗は、家族から忌み嫌われ、虐げられてきた。家に居場所もなく、消えてしまいたいと願う日々。そんなある日、側にいる者は死ぬと噂される皇帝・青藍の妃として、生贄のように入宮が決まる。しかし、恐ろしい皇帝のはずの彼は、怪我をした春麗を心配し守ってくれて――。春麗にとって、誰かに優しくされるのは生まれて初めてのことだった。死の運命に導かれたふたりは、惹かれ合い、不幸な少女はいつしか愛に満たされて…。後宮の死の真相を呪われた目が暴く、シンデレラ後宮譚。

作者コメント

はじめまして、望月くらげです。ノベマ!にて第17回キャラクター短編小説コンテストにて優秀賞を受賞した作品を長編化し連載させていただくことになりました。

この物語は、呪われた目のせいで不遇を強いられている少女が、形だけの妃として入ることになった後宮で死の皇帝と呼ばれる青年と出会う中華風ファンタジーです。少しずつ近づいていく二人の距離と皇帝からの溺愛に、主人公と一緒になってドキドキして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

~PROFILE~
望月くらげ(もちづきくらげ)

徳島県出身。大阪府在住。第2回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門“特別賞”受賞作『この世界で、君と二度目の恋をする』でデビュー。また『優しい死神は、君のための嘘をつく』でカクヨム×魔法のiらんどコンテスト“特別賞”を受賞。他『この空の下で、何度でも君を好きになる』など著作多数(すべてKADOKAWA)。本連載作の短編が第17回ノベマ!キャラクター短編小説コンテストにて優秀賞を受賞、長編化し書籍化予定。

書籍情報

2022年3月28日発売

スターツ出版文庫から書籍化!!

『後宮の生贄妃~呪われた目を持つ少女は死の皇帝に愛される~』

望月くらげ/著

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