高2の春。俺はあの日、誰を選べば幸せになれたのだろうか――。
『私を選べばよかったのに』
此見えこ/著
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私を選べばよかったのに
直紀は高2の春に出会った風変わりな美少女・柚を自殺に追い込んでしまう。彼女の怯える目と手首に巻かれた白い包帯。どこか放っておけないと優しく接する直紀に、柚は深く依存していた。彼女が死んだ日、直紀は柚、そして天真爛漫な同級生・みな、真面目な級友・明李からも「一緒に帰ろう」と誘われていた。その時の選択が直紀たちの未来を大きく変えることになるとも知らず、直紀は××と帰る選択をする――。柚・みな・明李、あの日誰と帰れば君を救えただろう。読者の選択で結末が変わる3つの歪んだ純愛物語。
こんにちは、此見えこです。
本作は、途中で物語が分岐します。そして読者の方の選択により、それぞれまったく違う結末へと辿りつきます。
放っておけない後輩。気の置けない友だち。高嶺の花なクラスメイト。
あなたは誰を選びますか?
あなたの選択により辿りつく結末を、見届けていただけたらうれしいです。
福岡県在住。『きみが明日、この世界から消える前に』でエブリスタ小説大賞×スターツ出版文庫大賞の大賞を受賞し書籍化デビュー。同作はデジタルマーガレットにてコミカライズ(集英社)。第二弾『きみが明日、この世界から消えた後に』や、『完璧な彼女が死にました』(どちらもスターツ出版)など著作多数。
2025年11月28日発売
高2の春。俺はあの日、誰を選べば幸せになれたのだろうか――。
『私を選べばよかったのに』
此見えこ/著