死んだ彼女が遺した日記

作品あらすじ

本当の私に気づいてくれた君に

この日記を託します。


平凡な毎日を送る高校生の渉は、密かに想いを寄せていたクラスの人気者・吉川花が余命半年だと知る。驚き、ショックを受けながらも、最後に自分の想いを伝えようとした矢先、話しかける間もなく、彼女は死んでしまった。しかし後日、なぜか渉のもとに彼女から日記と手紙が届き…。日記を辿って彼女のことを知って欲しいようで、まずは手紙の指示通り花のお墓にいくと、花そっくり、でも性格は正反対な謎の少女が現れた――。彼女の正体、そして花の意外な本当の姿、日記を遺した真意とは? ヒロインが死んだ後の恋愛ミステリー。

作者コメント

こんにちは、菊川あすかです。この度、5月28日発売予定の「死んだ彼女が遺した日記」を特別連載していただけることになりました。

スターツ出版文庫アンチブルーからの発売ですが、この作品はアンチブルーであり、純粋なブルーでもあると私は思っています。

序章から今までとは少し違う雰囲気ですが、だからこそ、書いていてワクワクしました。そして、久し振りの男の子主人公を書くのもとても楽しかったです。

連載は三度目ですが、今回はなんと5章まで公開されます。

発売日までの限定公開ですので、ぜひご覧になってください。そして結末は書籍で見届けていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

~PROFILE~
菊川あすか(きくかわあすか)

東京都在住。2017年、『君が涙を忘れる日まで。』(スターツ出版文庫)でデビュー。その後の著作に、『君がくれた最後のピース』(実業之日本社文庫GROW)、『大奥の御幽筆』シリーズ(ことのは文庫)、『雨上がりの空に君を見つける』(スターツ出版文庫)などがある。

書籍情報

2025年5月28日発売

たった一冊の日記が世界を変えたんだ

『死んだ彼女が遺した日記』

菊川あすか/著

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