雨上がりの空に君を見つける

作品あらすじ

高1の花蓮は人の感情が色で見える。おかげで空気を読むのが得意で、本音を隠して周りに合わせてばかりいた。そんな中、何故か同級生の蒼空だけはその感情の色が見えず…。それに、自分と真逆で意思が強く、言いたいことをはっきり言う蒼空が苦手だった。しかし、本音が言えない息苦しさから花蓮を救ってくれたのは、そんな蒼空で――。「言いたいこと言わないで、苦しくならないのかよ」花蓮は蒼空の隣で本当の自分を見つけていく。そして、蒼空の感情だけが見えない理由とは…。その秘密、タイトルの意味に涙する。感動の恋愛小説。

作者コメント

こんにちは、菊川あすかです。このたび『雨上がりの空に君を見つける』を特別連載させていただけることになりました。

空気を読んで学校生活を送る主人公が、正反対のクラスメイトと一緒に過ごす中で、自分の本当の気持ちと向き合っていく青春恋愛物語です。

限定公開となりますが、明るく前向きになれるようなお話なので、楽しんでいただけると嬉しいです。

~PROFILE~
菊川あすか(きくかわあすか)

東京都在住。2017年、『君が涙を忘れる日まで。』(スターツ出版文庫)でデビュー。その後の著作に、『この声が、きみに届くなら』(集英社オレンジ文庫)、『君がくれた最後のピース』(実業之日本社文庫GROW)、『大奥の御幽筆』シリーズ(ことのは文庫)などがある。共感度の高い等身大のキャラクター、心救われる感動ストーリーが人気。

書籍情報

2024年4月28日発売

私は人の感情が色で見える。でも、君の感情だけは見えなくて…

『雨上がりの空に君を見つける』

菊川あすか/著

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