2024年4月発売のスターツ出版文庫
余命一年、私と一生分の恋をしませんか――。
余命一年、向日葵みたいな君と恋をした
[原題]来年の夢をみれば、心も笑う。
イラストレーター:Sakura
- あらすじ
- 「残り少ない君の余命、私と過ごさない?」先天的な心臓の病で生きる希望のなかった耀治に声をかけてきた同級生の日向夏葵。死ぬ際に後悔を残したくなかった耀治は友達をつくらず趣味の写真だけに向き合っていたが、夏葵から耀治の写真には何かが足りない指摘され、その答えを探すため残りの余命で夏葵と様々な場所に出かけるように。行動を共にするうちに向日葵のように明るい夏葵に惹かれていく。「僕は、君と過ごした証を残したい」しかし彼女にはある切ない秘密があって――。ラストに号泣必至の純愛物語。
- 著者コメント
- 初めまして、長久です。このたび『来年の夢をみれば、心も笑う。』を改題し『余命一年、向日葵みたいな君と恋をした』という作品を出版していただくことになりました。スターツ出版文庫大賞にてW受賞。レーベル初の金帯という想定外に高いハードルやプレッシャーを背負い、著者を日夜震えさせる本作。↑に書かれている編集様が書かれた素晴らしく期待の膨らむあらすじ。果たして本編での耀治と夏葵は一体どうなっているのか。読者様の心も感動に震わせることはできるのか。ラストまで向日葵のように暖かく見守っていただけますと幸いです!
大嫌いだった君が私の世界を変えたんだ
雨上がりの空に君を見つける
[原題]雨上がりの空に君を見つける
イラストレーター:萩森じあ
- あらすじ
- 高1の花蓮は人の感情が色で見える。おかげで空気を読むのが得意で、本音を隠して周りに合わせてばかりいた。そんな中、何故か同級生の蒼空だけはその感情の色が見えず…。それに、自分と真逆で意思が強く、言いたいことをはっきり言う蒼空が苦手だった。しかし、本音が言えない息苦しさから花蓮を救ってくれたのは、そんな蒼空で――。「言いたいこと言わないで、苦しくならないのかよ」花蓮は蒼空の隣で本当の自分を見つけていく。そして、蒼空の感情だけが見えない理由とは…。その秘密、タイトルの意味に涙する。感動の恋愛小説。
- 著者コメント
- こんにちは、菊川あすかと申します。『雨上がりの空に君を見つける』は、読んで下さった方が少しでも明るい気持ちになってもらえたら、という思いを込めて書かせていただいた作品です。空気を読みながら本音を隠している主人公が、自分とは正反対のクラスメイトと過ごすことでどんな心の変化が起こり、最後にどんな行動を取るのか。タイトルの意味を含めて最後まで見届けていただけると嬉しいです。ぜひ、よろしくお願いいたします。
鬼の子を授かり――運命が変わる
ご懐妊シンデレラ物語
ご懐妊シンデレラ物語
冷酷な鬼は身籠り花嫁を溺愛する~幸せな運命~
イラストレーター:すがはら竜
- あらすじ
- 現世で一族から虐げられていた美織は、美しき鬼の当主・魁の花嫁となる。あやかしの住む常世で生きるためには鬼の子を身籠る必要があり、美織は息子の彗を生み、魁からは溺愛される日々を送っていた。そんな中、元当主である魁の父と義母に対面する。美織は魁の義母に人間がゆえ霊力が低いことを責められてしまう。自分は魁の妻としてふさわしくないのではと悩む美織。しかし魁は「自分を否定するな。俺にとって、唯一無二の妻だ」と大きな愛で包んでくれて…。一方、彗を狙う怪しい影が忍び寄り――。
- 著者コメント
- こんにちは真崎奈南です。『冷酷な鬼は身籠り花嫁を溺愛する』をお読みくださった皆様のおかげで、続きをお届けできることになりました。ありがとうございます!美織と魁に、ふたりの子どもである彗が加わってのその後を、前作に引き続き、すがはら竜先生の美麗イラストと共にお楽しみください。どうぞよろしくお願いします。
傷を負い虐げられていた少女が龍神様の治癒係として愛されて――
傷もの花嫁と龍神の契約結婚
イラストレーター:きのこ姫
- あらすじ
- 祓い屋の一族に生まれながら攻撃能力を持たず「治癒」しか使えない体で生まれてきた楪は、幼いころに妖魔に襲われ自身の顔と体に傷を負ってしまった。唯一の能力である治癒も自身には使えず、傷ものと虐げられてきた。しかしそんな楪の元に突如、祓い屋の名家である龍ヶ崎家の次期当主・十和が現れた。人間離れした美しさを持つ十和から自分の治癒係として契約結婚するよう持ち掛けられる――。治癒能力だけが必要とされた愛のない結婚のはずが「俺は楪が好きだ。ずっとそばにいてほしい」十和に溺愛されて…⁉
- 著者コメント
- こんにちは、水瀬蛍と申します。このたびノベマに掲載していた「龍人様の治療係」から改題した「傷もの花嫁と龍神の契約結婚」という作品を出版していただけることになりました。本作は無能だと虐げられている少女が一途な龍神と恋をしていくお話になっております。お互いの弱さを認め合うふたりの優しい恋愛を楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いします。