青い月の下、君と二度目のさよならを

作品あらすじ

幼馴染の碧人に想いを寄せる実月。でも高校生になり碧人から距離を置かれてしまい、浮かない日々を過ごしていた。そんなある日、誰もいないはずの旧校舎からチャイムの音が聞こえてくる。空には昼間にも関わらず大きな月が浮かんでいて…。不思議な猫に導かれ、旧校舎へ行くとそこには未練を抱えた幽霊がいて…!? 碧人と共に彼らの未練を解消する手伝いをするうち、実月自身も目を逸らしてきた自分の気持ちと向き合うようになり――。予想外のラスト、前へ進む彼女の姿に、号泣必至の感動作!

作者コメント

こんにちは、いぬじゅんです。新作を特別連載させていただきます。恋や友情、家族関係など悩むことはたくさんあります。主人公が、同じように悩みを抱える人を助けながら成長していく物語です。号泣のラストを期待してお読みくださればうれしいです。真昼に青い月が輝いたら、あなたにも同じような奇跡が起きるかもしれません。

~PROFILE~
いぬじゅん

奈良県出身、静岡県浜松市在住。『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、シリーズ全3作品が好評発売中。同作はフジテレビFODにてドラマ化、一迅社にてコミック化。大人気シリーズ『今夜、きみの声が聴こえる』、『君のいない世界に、あの日の流星が降る』など著書多数。今年、作家デビュー十周年を迎え、記念作品『きみの10年分の涙』を刊行した(すべてスターツ出版刊)。

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