放課後バス停

作品あらすじ

バスケ部マネージャーとして頑張る高3の澪佳と、バスケ部OBで今は大学生の九条先輩。それぞれ過去の痛みを持ちつつ、それぞれ違う想い人がいるふたりは、放課後バスを待つ15分間だけ、恋人になる契約をする。肩と肩が触れていても、手と手をつないでいても……これはあくまで疑似交際。

作者コメント

麻沢奏です。この『放課後バス停』は放課後シリーズ最新作で、体育館とバス停が舞台のお話になります。高校生と大学生の近いようで遠いじれったい関係性や、過去のトラウマから思うように自分を出すことのできない歯がゆさ、そしてそれらを克服していく主人公の成長を感じてもらえたら嬉しいです。

~PROFILE~
麻沢 奏(あさざわかな)

鹿児島県出身。イアム名義でも小説、コミック原作執筆等で活動中。2011年、『放課後図書室』にて第5回日本ケータイ小説大賞・特別賞を受賞。以後、スターツ出版より累計10万部突破の『放課後』シリーズや、『ウソツキチョコレート』『いつかのラブレターを、きみにもう一度』『あの日、君と誓った約束は』を刊行。その他、『あの日の花火を君ともう一度』『僕の呪われた恋は君に届かない』『無自覚な恋の水槽の中で』などが出版されている。

書籍情報

2021年3月28日発売

スターツ出版文庫から書籍化!!

『放課後バス停』

麻沢 奏/著

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