スターツ出版文庫から書籍化!!
『その終末に君はいない。』
天沢夏月/著
2020年1月28日発売
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若者たちの青春群像を瑞々しい感性で描き、多くの読者の支持を得ている人気作家・天沢夏月さん。
書き下ろしとなる切ない青春ラブストーリーが、ノベマ!に登場。
中学時代から友人同士の高校生の伊織、和佳、秀。秀に片想いをしていた伊織は、恋人同士の和佳と秀に密かに複雑な思いを抱きながらも、今まで通り大切な友人として2人と接していた。しかし、高校2年の夏、伊織は交通事故に遭う。意識不明の重体となった伊織が次に目を覚ましたとき、自分の体はなぜか和佳のものになっていて……。
自分の好きな人が、自分の友だちの恋人だったら、妬ましいですか?
もし自分があの子になれたら……と思いますか?
もし叶ったとして、それは果たして幸せなことなのかどうか、自分なりに突き詰めてみたのが本作になります。
死んだ親友と入れ替わってしまった1人の少女の青春を、最後まで見届けていただければ嬉しく思います。
1990年生まれ。2012年「サマー・ランサー」が第19回電撃小説大賞で《選考委員奨励賞》を受賞し、デビュー。高校生などの青春群像を瑞々しい感性で描く。他著書に『そして、君のいない九月がくる』『八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。』(メディアワークス文庫)などがある。