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io
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FRESH(注:煩悩及び執着含む)
io/著

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BL8ページ

第1回 今!読みたいBL小説大賞エントリー中
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「なんで滑り台の計算に円周率が出てくるんだよって思ってる…世界は円に支配されてるってこと?」 綺麗に書くことに拘っていたモモのノート。 「最短距離なのに、直線のほうが遅くなるのちょっと嫌」 「最初にググッと急降下して速度の貯金を作るサイクロイドの方が、直線よりコンマ4秒以上早く着くんだよ…。ほら、計算してみ?高さはa=5だから、10な」 「理屈だけでいいのに…ハチさん計算したいだけだね?」 ハチが自分の関数電卓をモモの前に差し出す。 「ルート…2、掛け10。あれ、エラー出た」 「なんで?」 「あ、括弧閉じれてなかったかも」 「サイクロイドなら2.24秒、次直線」 「…モモ。式の2が、ルートの外に出てるぞ」 「あ、ホントだ。…2が外出てたらどうなる?」 モモは書き込まれる赤を嬉しそうに見つめる。 「その計算だと、ゴール地点で物理法則無視した超加速することになるな」 「楽しそうだねハチさん」 「楽しい。あ、モードも『Deg』じゃなくて『Rad』の確認した?」 「流石にしてるって…」 修正の跡が、まるで二人のやり取りの足跡みたいに増えていく。 「ほら、出た。直線なら2.86秒。」 「…コンマ4秒、どれくらい速いかな?」 「因みに摩擦0の時だから実測値とは違うけどな」 「その実用性ない計算!落書きしよ」 「オレのバイクじゃん」 スマホ片手にサラサラとモモの手が、ハチのバイクを創造していく。 「はいできた、ハチさんデート行こ?」 「Momo's Positionの圧…休日にな」 「俺もハチさん後ろに乗せたい…タンデムベルト買って縛り付けたい…」 「バイクニケツは取得日から1年経過してからだからな、来年以降」 「じゃあ暫くはここじゃん…」 モモの手が思い出の数字を書いていく。 「ツーリングは?」 「バイク買うほどの資金ないよ…ていうか2人で乗るから意味あるの。愛の重力加速度?」 「摩擦係数ゼロの『理想化』された世界でしか通用しない計算だよ、そんなの」 「たぶん想いだけなら摩擦ゼロで伝わるよね?」 Momo Hachiと並ぶ2人の名。 ハチはすこし意地悪く笑って、赤でその間に… 「ハチさん」 ハートマークを描いた瞬間、モモが顎を掴んでその唇を奪う。 「…教室!」 「誰もいないし…これも動揺の軌跡だね、Kissって書いておこ」 「…これ測量の提出ノートじゃね?」 「やっば!」

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