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キタ
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恋はもうしないはずだった
キタ/著

総文字数/54,978

BL10ページ

第1回 今!読みたいBL小説大賞エントリー中
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遊園地で着ぐるみバイトをしている優真はとある夜、観覧車前のベンチでひとりで泣いている青年を見かける。 聞けば、今日は彼の誕生日だと言うのに恋人に振られてしまって、ひとりで遊園地を巡っていたらしい。 キャラクターを演じる上で大事なことのひとつである「ゲストを笑顔にする」というルールに従って泣いている青年を励まそうと奮闘するものの、キャラクターの姿でいる優真にできることは非常に限られていた。 泣き止んでくれた彼を見送ったものの、あの泣き顔が忘れられない。 もう二度と会うことはないだろうと頭では分かってはいるのに、どうしても彼のことが頭から離れなかった。 寝不足のまま登校した翌日、週番である優真は後ろに席の諒に挨拶をする。そこに座っていたクラスメイトは、昨夜遊園地でひとりで泣いていた、あのひとだった。

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