東京都に住む中学生、白宮亜香里（しろみやあかり）はごく一般的な家庭に生まれた。 亜香里はいつも明るくて、色んな子に尊敬され頼られる理想的な人物だ。 そんな亜香里には秘密があった。それも、人には絶対に言えない秘密。 それは家族に関することだった。 亜香里は確かに、幸せな家庭に生まれた。けれどその判断をしたのは周りの人たち。 亜香里の家はそれなりに裕福な家だった。お父さんは、比較的有名な企業の人で多くの場所に出張に行く。それに亜香里と母親はついて行き、色んな国に行ける。いわゆる、転勤族というものだ。周りの子には中々出来ない体験だろう。けれど、　それは亜香里にとって苦しいもので…？ 誰にも助けを求められない、求めても冗談だと思われてしまう。 そんな亜香里は法的な復讐を誓う。 白宮亜香里（しろみやあかり） 年齢14歳 家族構成：母、父、自分、0歳の妹 父の前では表に出さないが、実際は父が大嫌い。

天咲高校1年3組の仁平馨（にへいかおる）は 俗に言う一軍男子だ。 いつも周りには勝手に人が集まってきて会話が 始まる。 性格も顔も平均以上。女子からも人気がある クラスのムードメーカー的存在。 天咲高校1年4組の東優月（ひがしゆづき）は クラスの天使様。 国宝級美人のような顔立ちをしていて、周りには 彼女と仲の良い女友達しかいない。 けれど、彼女と仲の良い女友達は知っている。 彼女は天然ですごく面白くて勇気のある女の子 だと。 でも本当の馨は、一人で居たい。 本当の優月は、誰かと一緒に居たい。 二人は同じ委員会になって初めて知り合う。 バラバラな性格な二人が一つに交わっていく―。