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触れられない | 対象 タイトル, キーワード, 作家名

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お風呂から現れたのは、

総文字数/4,900

現代ファンタジー14ページ

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いつものように、 お風呂に入っていたら。 水の中から現れたのは..................?
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夕方五時、誰もいない団地で

総文字数/4,369

ホラー2ページ

第2回モキュメンタリーホラー小説コンテストエントリー中
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夕方五時。 帰宅を急ぐ人々の影が伸びる時間。 それは、今日がまだ終わっていないはずの時刻だ。 地平線しかない場所に、ぽつんと建つ集合住宅がある。 周囲に道も、隣家もない。ただ、同じ形の部屋が静かに並んでいる。 そこに迷い込む人々を、あなたは“案内人”として迎え入れる。 案内する先は、一人につき一つの部屋。 室内には、その人の記憶が形を持って残されている。 通勤鞄、割れたスマートフォン、止まった時計。 けれど、それらに触れることはできない。 なぜなら、彼らはすでに仏様だからだ。 忘れてしまった死の記憶を思い出せたとき、 部屋には天へと続く道標が現れる。 だが、思い出せなければ―― その部屋から、二度と出ることはできない。 案内人の仕事は淡々としている。 説明し、扉を開け、見送る。 そこに疑問を抱く必要はないはずだった。 しかし、いくつもの部屋を巡るうち、 あなたは違和感に気づき始める。 なぜ夕方は終わらないのか。 なぜ部屋の中に、見覚えのある物があるのか。 そして、なぜ自分自身の記憶だけが、どこにも見当たらないのか。 これは、死後の世界の物語ではない。 「帰る途中だった日常」が、静かに形を変えていく物語だ。 フィクションと現実の境界は、気づかぬうちに溶け、 ページを閉じたあとも、夕方五時はあなたの中に残り続ける。 その集合住宅は、今日も地平線の中に立っている。 次に迷い込むのは、あなたかもしれない。
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触れられない
淋代麻/著

総文字数/28,720

青春・恋愛11ページ

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大学の頃からぼんやり持っていたアイデアです。 本当は演劇の脚本として作りたかったのですが、披露する機会が全くなさそうだったので短編小説にしたという感じです。 別に演劇部でもなかったので、本当に何のためのストックだったのかわかりませんね。 一応ギャップ男子のラブコメということにはなっていますが、キャラ多めでわちゃわちゃするタイプのお話になっている(はず)なので、賑やかなお話が好きな方なら楽しんでいただけるのでは……と思っております。
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