アルレーネ様が農園にやってきてひと月。
彼女や精霊さんたちのお陰で、連日大豊作が続いていた。
なにせ精霊さんたちがひとたび踊りはじめれば、まだ蕾も出来ていなかった野菜が大きな実をつけはじめ、1時間後にはカゴ一杯の野菜が収穫できるのだ。
だけど、ちょっとだけ精霊さんには力をセーブしてもらうことにした。
あまりにも収穫量が増えてしまい、消費が全く追いつかないのだ。
余剰分を売却できたら良いんだけど、そんなツテはないからね……。
週に1回、精霊舞踏を披露してもらって丁度良い感じになった。
これでようやく平穏な日々が戻った──そう思ったのも束の間。
今度は、まったく別の問題が持ち上がった。
それは、お昼ごはん用の魚を釣りに行ったときだった。
陽だまりのあたたかさに包まれた釣り堀に、2羽の可愛らしいアヒルちゃんが泳いでいたのである。
目の錯覚かと思ったけど、泳いでいるのは間違いなくアヒルちゃん。
丸っこい体をゆらゆらと揺らしながら、時折くちばしで水をついばみ「クワッ」と鳴き声をあげている。
仲良く並んで泳ぐその姿は、「この池が出来たときからここにいますが何か?」と言いたげに、ふてぶてしく──もとい、堂々としている。
「……な、なんでアヒルが?」
思わず首をかしげてしまった。
森に住んでるアヒルちゃんなのかな?
なんて考えていると、アヒルちゃんがスイーっと眼の前を横切っていった。
大福餅のように丸いお尻がふわふわと揺れている。
思わず頬が緩みかけてしまう僕。
だが、その可愛らしいお尻に、奇妙なものがあることに気付いた。
それはトカゲを連想させる立派な尻尾だった。
先が鋭く尖っていて、光沢を放っている。
そんな奇妙な2羽のアヒルちゃんたちは、僕の姿に気づいたのか、スイーっとこちらにやってきた。
水から上がり、のっしのっしと歩いてくる。
そして、僕の傍まで来ると──ペコリとお辞儀をした。
「お世話になります、お屋形様」
「……っ!? 喋った!?」
びっくりした。
驚きすぎて、ギャグ漫画みたいに尻もちをついてしまった。
そんな情けない僕を横目に、2羽のアヒルちゃんたちは威風堂々たる足取りでログハウスの方へと歩いていく。
立派なトカゲの尻尾を持つアヒルちゃん(仮)の可愛いお尻を、呆然とした顔で見つめる僕。
「な、何だったんだ、あのアヒルちゃんたちは……?」
突然の訪問者に困惑していると、今度はトテトテっと小さい足音が近づいてきた。
そちらに顔を向けると、二本足で立っているタヌキちゃんが。
思わず、目をゴシゴシと擦る。
だが、何度見ても、もふもふのたぬきちゃんが二本足で立っていた。
しかも、合計3匹も。
「お屋形様のご厚意に、いたく感謝しております」
「ありがとうございます、お屋形様」
「今後ともよろしくであります」
3匹のタヌキちゃんは、ビシッと敬礼したあと、アヒルちゃんの後を追ってログハウスへと走り去ってしまった。
言葉を話すアヒルちゃんに続き、二足歩行のタヌキちゃん。
もはや笑うしかない。
だけど、これで終わりじゃなかった。
今度は4羽の鶏ちゃんが、ドタドタと走ってきたのである。
「コケッ!」
「コケコッ!」
「クワッ、クワッ!」
「いや、キミたちは喋らないんかいっ!」
そんな僕のツッコミをよそに、鶏ちゃんもログハウスの方へと走っていく。
静けさが戻った釣り堀に、ひとり取り残された僕。
おもむろに立ち上がると、神樹カバンの中から【釣り竿】を取り出し、釣り堀に糸を垂らした。
心地よい風が頬を撫でていく。
鳥のさえずりと、風に揺れる葉の音だけが耳に届く。
「……いや、今の動物たちは何だったの!?」
頑張ってスルーしようと思ったけど、無理だった。
鶏ちゃんはまだしも、あのアヒルちゃんやタヌキちゃんは普通の動物じゃないよね?
だって、さも当たり前のように喋ってたし。
──や、狼のハクも普通に喋ってるんだけどね?
「ふむ、何やら賑やかになってきたな」
「……っ!?」
いきなり隣から声がして、思わず釣り竿を落としそうになった。
いつの間にか隣にハクがおすわりしていた。
「あれはグリフィンとコボルトだな」
「え? グリフィン?」
「森に住むモンスターだ」
ハクが言うには、アヒルちゃんがグリフィンでタヌキちゃんがコボルトなのだという。
「じゃあ、最後の鶏は?」
「……? 鶏だが?」
いや、普通に鶏なんかい!
確かに、特段変わったところはなかったけどさ!
だけど、なんでいきなり農園に大量のモンスターが?
「まさか農園を襲いに来たとか?」
「バカな事を言うな。我が守るこの農園に手を出す不届き者などおらん。たとえ相手が魔王様でも、尻込みする行為だ」
「そ、そうなんだ……」
それなら安心だ。
「……ん? 魔王?」
今、魔王でも尻込みするって言わなかった?
あれ? 聞き間違いかな?
まぁ、いいか。
「でも、だとしたら何をしに農園に?」
「移住するつもりなのだろう」
「……へっ?」
呆気に取られてしまった。
そんな僕を見てハクは小さくため息をつく。
「なんだ、もう忘れたのか? 先日、アルレーネと精霊に農園への滞在を許可しただろう? 森に住むモンスターは広義では精霊の一種だ」
「……え? マジで?」
「マジだ」
そっか。モンスターも精霊の一種なのか。
……え、待って?
つまり、アルレーネ様や精霊に移住の許可を出したから、広義で精霊の一種であるモンスターたちも移住してきたってこと?
なにそれ。全然予定してなかったんですが?
なんて困惑する僕を嘲笑うかのように、ひっきりなしにモンスターさんがやってきた。
二足歩行している巨大なトカゲの「サラマンダー」さんに、豚の頭に人間の体を持つ半人半獣の「オーク」さん。
他にも、樹木と熊が融合したような、草花がついた緑色の体毛を持つ「ウッドベア」や、アルレーネ様に似た女性の姿をした樹木のモンスター「スプリガン」に、黒いクモのモンスター「シャドウスパイダー」、半人半馬の「ケンタウルス」などなど。
流石に怖くなってログハウスに戻ると、玄関前の大通りが大変なことに。
森からやってきたモンスターさんたちが、大集合していたのだ。
正直、モンスターの群れがログハウスを襲いにきたようにしか見えない。
ほら見て。突然の訪問に、ゴレムやヒサシもオロオロしているし。
「ご、ごむごむ!?(お屋形様、これは一体何なの!?)」
「い、一度にこんな数のモンスターと戦えるか心配だけど、僕、頑張るよ!」
「ちょ、ちょっと待って!?」
ヒサシがモンスターに襲いかかろうとしていたので、慌てて止めた。
多分、彼らは危険なモンスターじゃない……と思うから。
そうしていると、騒ぎを聞きつけてアルレーネ様が慌ててやってきた。
「ご、ごごご、ごめんなさい、カズマ様! まま、まさかこんなに来ちゃうなんて……」
ペコペコと平謝りするアルレーネ様。
どうやら農園に移住できることを精霊たちが広めてしまったらしい。
精霊たちはこの農園のことを「甘美なマナが接種できる最高の場所」とか、「心優しい人間が作った楽園」と説明していたという。
なるほど。そんな説明してたら、大挙してくるよね……。
けどまぁ、来ちゃったものは仕方ないか。
ひとまず畑区画の柵を壊さないよう、モンスターさんに整列してもらった。
見た目は怖い彼らだけど、僕の言う通りに大人しく列になってくれた。
モンスターって、てっきり欲望の赴くままに暴れる超危険な生物だと思ってたけど、意思疎通ができるんだな。
「……しかし、だいぶ集まったね」
整列しているモンスターたちを呆れた顔で眺める僕。
アルレーネ様が、もじもじとしながら僕の傍にやってくる。
「か、彼らは森のモンスターの中でも非常に高い知能を持つ者たちです! きっと農園の発展に力添えをしてくれると思いますよ! ええ!」
「そ、それはありがたいね」
あはは、と苦笑いがこぼれてしまう。
確かにオークさんとか、体は普通の人間だから色々と手伝ってくれそう。
サラマンダーさんは魚を捕まえるの得意そうだし、ウッドベアさんは……ええと、はちみつを沢山集めてくれそう。
何にしても、農園の労働力が一気に高まったと考えて良いと思う。
アルレーネ様が、そっと僕に耳打ちをしてくる。
「あ、あの、よろしければ、何かご挨拶をしてみたらどうでしょう?」
「え? 挨拶ですか?」
「は、はい。歓迎されているか不安に思っている者もいるみたいなので」
そう言われると、確かにモンスターさんの視線に微かな緊張の色が滲んでいる気がする。
モンスターと人間って相容れない間柄だろうし、ここはちゃんと言葉にしてあげたほうが良いかもしれない。
僕はしばし考え、精一杯の声を張り上げた。
「ええと……とりあえず、僕の農園にようこそ! 皆さんを歓迎します! 今後ともよろしくおねがいします!」
「「「はい! こちらこそよろしくおねがいします、お屋形様っ!」」」
モンスターさんたちが、一斉に嬉しそうな声をあげる。
中には「やったぁ」みたいにハイタッチしているモンスターさんも。
あはは、素直でいい子たちだなぁ。
なにはともあれ、まずは彼らの住居を作ってあげるところからだよね。
各々何ができるのかヒアリングするのは、それからにしよう。
彼女や精霊さんたちのお陰で、連日大豊作が続いていた。
なにせ精霊さんたちがひとたび踊りはじめれば、まだ蕾も出来ていなかった野菜が大きな実をつけはじめ、1時間後にはカゴ一杯の野菜が収穫できるのだ。
だけど、ちょっとだけ精霊さんには力をセーブしてもらうことにした。
あまりにも収穫量が増えてしまい、消費が全く追いつかないのだ。
余剰分を売却できたら良いんだけど、そんなツテはないからね……。
週に1回、精霊舞踏を披露してもらって丁度良い感じになった。
これでようやく平穏な日々が戻った──そう思ったのも束の間。
今度は、まったく別の問題が持ち上がった。
それは、お昼ごはん用の魚を釣りに行ったときだった。
陽だまりのあたたかさに包まれた釣り堀に、2羽の可愛らしいアヒルちゃんが泳いでいたのである。
目の錯覚かと思ったけど、泳いでいるのは間違いなくアヒルちゃん。
丸っこい体をゆらゆらと揺らしながら、時折くちばしで水をついばみ「クワッ」と鳴き声をあげている。
仲良く並んで泳ぐその姿は、「この池が出来たときからここにいますが何か?」と言いたげに、ふてぶてしく──もとい、堂々としている。
「……な、なんでアヒルが?」
思わず首をかしげてしまった。
森に住んでるアヒルちゃんなのかな?
なんて考えていると、アヒルちゃんがスイーっと眼の前を横切っていった。
大福餅のように丸いお尻がふわふわと揺れている。
思わず頬が緩みかけてしまう僕。
だが、その可愛らしいお尻に、奇妙なものがあることに気付いた。
それはトカゲを連想させる立派な尻尾だった。
先が鋭く尖っていて、光沢を放っている。
そんな奇妙な2羽のアヒルちゃんたちは、僕の姿に気づいたのか、スイーっとこちらにやってきた。
水から上がり、のっしのっしと歩いてくる。
そして、僕の傍まで来ると──ペコリとお辞儀をした。
「お世話になります、お屋形様」
「……っ!? 喋った!?」
びっくりした。
驚きすぎて、ギャグ漫画みたいに尻もちをついてしまった。
そんな情けない僕を横目に、2羽のアヒルちゃんたちは威風堂々たる足取りでログハウスの方へと歩いていく。
立派なトカゲの尻尾を持つアヒルちゃん(仮)の可愛いお尻を、呆然とした顔で見つめる僕。
「な、何だったんだ、あのアヒルちゃんたちは……?」
突然の訪問者に困惑していると、今度はトテトテっと小さい足音が近づいてきた。
そちらに顔を向けると、二本足で立っているタヌキちゃんが。
思わず、目をゴシゴシと擦る。
だが、何度見ても、もふもふのたぬきちゃんが二本足で立っていた。
しかも、合計3匹も。
「お屋形様のご厚意に、いたく感謝しております」
「ありがとうございます、お屋形様」
「今後ともよろしくであります」
3匹のタヌキちゃんは、ビシッと敬礼したあと、アヒルちゃんの後を追ってログハウスへと走り去ってしまった。
言葉を話すアヒルちゃんに続き、二足歩行のタヌキちゃん。
もはや笑うしかない。
だけど、これで終わりじゃなかった。
今度は4羽の鶏ちゃんが、ドタドタと走ってきたのである。
「コケッ!」
「コケコッ!」
「クワッ、クワッ!」
「いや、キミたちは喋らないんかいっ!」
そんな僕のツッコミをよそに、鶏ちゃんもログハウスの方へと走っていく。
静けさが戻った釣り堀に、ひとり取り残された僕。
おもむろに立ち上がると、神樹カバンの中から【釣り竿】を取り出し、釣り堀に糸を垂らした。
心地よい風が頬を撫でていく。
鳥のさえずりと、風に揺れる葉の音だけが耳に届く。
「……いや、今の動物たちは何だったの!?」
頑張ってスルーしようと思ったけど、無理だった。
鶏ちゃんはまだしも、あのアヒルちゃんやタヌキちゃんは普通の動物じゃないよね?
だって、さも当たり前のように喋ってたし。
──や、狼のハクも普通に喋ってるんだけどね?
「ふむ、何やら賑やかになってきたな」
「……っ!?」
いきなり隣から声がして、思わず釣り竿を落としそうになった。
いつの間にか隣にハクがおすわりしていた。
「あれはグリフィンとコボルトだな」
「え? グリフィン?」
「森に住むモンスターだ」
ハクが言うには、アヒルちゃんがグリフィンでタヌキちゃんがコボルトなのだという。
「じゃあ、最後の鶏は?」
「……? 鶏だが?」
いや、普通に鶏なんかい!
確かに、特段変わったところはなかったけどさ!
だけど、なんでいきなり農園に大量のモンスターが?
「まさか農園を襲いに来たとか?」
「バカな事を言うな。我が守るこの農園に手を出す不届き者などおらん。たとえ相手が魔王様でも、尻込みする行為だ」
「そ、そうなんだ……」
それなら安心だ。
「……ん? 魔王?」
今、魔王でも尻込みするって言わなかった?
あれ? 聞き間違いかな?
まぁ、いいか。
「でも、だとしたら何をしに農園に?」
「移住するつもりなのだろう」
「……へっ?」
呆気に取られてしまった。
そんな僕を見てハクは小さくため息をつく。
「なんだ、もう忘れたのか? 先日、アルレーネと精霊に農園への滞在を許可しただろう? 森に住むモンスターは広義では精霊の一種だ」
「……え? マジで?」
「マジだ」
そっか。モンスターも精霊の一種なのか。
……え、待って?
つまり、アルレーネ様や精霊に移住の許可を出したから、広義で精霊の一種であるモンスターたちも移住してきたってこと?
なにそれ。全然予定してなかったんですが?
なんて困惑する僕を嘲笑うかのように、ひっきりなしにモンスターさんがやってきた。
二足歩行している巨大なトカゲの「サラマンダー」さんに、豚の頭に人間の体を持つ半人半獣の「オーク」さん。
他にも、樹木と熊が融合したような、草花がついた緑色の体毛を持つ「ウッドベア」や、アルレーネ様に似た女性の姿をした樹木のモンスター「スプリガン」に、黒いクモのモンスター「シャドウスパイダー」、半人半馬の「ケンタウルス」などなど。
流石に怖くなってログハウスに戻ると、玄関前の大通りが大変なことに。
森からやってきたモンスターさんたちが、大集合していたのだ。
正直、モンスターの群れがログハウスを襲いにきたようにしか見えない。
ほら見て。突然の訪問に、ゴレムやヒサシもオロオロしているし。
「ご、ごむごむ!?(お屋形様、これは一体何なの!?)」
「い、一度にこんな数のモンスターと戦えるか心配だけど、僕、頑張るよ!」
「ちょ、ちょっと待って!?」
ヒサシがモンスターに襲いかかろうとしていたので、慌てて止めた。
多分、彼らは危険なモンスターじゃない……と思うから。
そうしていると、騒ぎを聞きつけてアルレーネ様が慌ててやってきた。
「ご、ごごご、ごめんなさい、カズマ様! まま、まさかこんなに来ちゃうなんて……」
ペコペコと平謝りするアルレーネ様。
どうやら農園に移住できることを精霊たちが広めてしまったらしい。
精霊たちはこの農園のことを「甘美なマナが接種できる最高の場所」とか、「心優しい人間が作った楽園」と説明していたという。
なるほど。そんな説明してたら、大挙してくるよね……。
けどまぁ、来ちゃったものは仕方ないか。
ひとまず畑区画の柵を壊さないよう、モンスターさんに整列してもらった。
見た目は怖い彼らだけど、僕の言う通りに大人しく列になってくれた。
モンスターって、てっきり欲望の赴くままに暴れる超危険な生物だと思ってたけど、意思疎通ができるんだな。
「……しかし、だいぶ集まったね」
整列しているモンスターたちを呆れた顔で眺める僕。
アルレーネ様が、もじもじとしながら僕の傍にやってくる。
「か、彼らは森のモンスターの中でも非常に高い知能を持つ者たちです! きっと農園の発展に力添えをしてくれると思いますよ! ええ!」
「そ、それはありがたいね」
あはは、と苦笑いがこぼれてしまう。
確かにオークさんとか、体は普通の人間だから色々と手伝ってくれそう。
サラマンダーさんは魚を捕まえるの得意そうだし、ウッドベアさんは……ええと、はちみつを沢山集めてくれそう。
何にしても、農園の労働力が一気に高まったと考えて良いと思う。
アルレーネ様が、そっと僕に耳打ちをしてくる。
「あ、あの、よろしければ、何かご挨拶をしてみたらどうでしょう?」
「え? 挨拶ですか?」
「は、はい。歓迎されているか不安に思っている者もいるみたいなので」
そう言われると、確かにモンスターさんの視線に微かな緊張の色が滲んでいる気がする。
モンスターと人間って相容れない間柄だろうし、ここはちゃんと言葉にしてあげたほうが良いかもしれない。
僕はしばし考え、精一杯の声を張り上げた。
「ええと……とりあえず、僕の農園にようこそ! 皆さんを歓迎します! 今後ともよろしくおねがいします!」
「「「はい! こちらこそよろしくおねがいします、お屋形様っ!」」」
モンスターさんたちが、一斉に嬉しそうな声をあげる。
中には「やったぁ」みたいにハイタッチしているモンスターさんも。
あはは、素直でいい子たちだなぁ。
なにはともあれ、まずは彼らの住居を作ってあげるところからだよね。
各々何ができるのかヒアリングするのは、それからにしよう。



