うそつきラブレターのレビュー一覧
4.9
すごく良かったです 感動しました! これからも頑張ってください!
すごく良かったです
感動しました!
これからも頑張ってください!
素敵で綺麗な話! 絶対読んだほうがいいし、読んだ後、良かったなと勝手に涙が溢れる話です! これからも頑張ってください!
素敵で綺麗な話!
絶対読んだほうがいいし、読んだ後、良かったなと勝手に涙が溢れる話です!
これからも頑張ってください!
汐見さんの本は大好きなんですが、短編でも最高でした!!やっぱり季節とかの表現が綺麗で桜が物語のキーになっててめっちゃ良かったです︎🫶🏻嘘を付き合ってるけど、お互いに幸せで、そういうこともあるんだなって思ったし、現実的には無理だけど、ちょっと憧れました🪄野いちごで小説を読むのは初めてだったので、レビュー下手ですがご了承ください🙇🏻♀️
本能であり、たとえそれが叶わない不毛の片想いだったとしてもやめられない。
それが恋というもの。
今時手紙という形で想いを告げる人は少ないであろう。
しかし、綺麗な文字に綺麗な文章。
それがたとえ自分ではない誰かに宛てられたものでも、とても暖かい気持ちになる主人公。
文通の相手は、顔を見たこともない、声を聞いたこともない人。
そして、相手を騙している罪悪感に駆られながらも、文通の相手に想いを寄せて言葉を紡ぐ主人公に、不思議と心惹かれた。
お互い嘘はつき続けていたけれど、手紙に書いていた想いは本物であり、手紙の中に嘘はなかったのだと思った。
21ページという短いこのお話。
しかし、その中からは様々な想いやメッセージを受け取れる、そんな素敵な作品です。
文通なんて古臭く手間がかかる、という今の時代だからこそ物語の中での文通が生きた設定になったのではないかと感じました。私が執筆している側の人間だからか、言葉だけで想いや時間を積み重ねていく二人の関係性にぐっと来ました。そこに嘘はなく、ラストの展開・嘘の勘違いは読み手も何だかすっきりとするような、関係性に偽りはなかったのだという安心感を抱けました。
全体的に会話がスムーズでとんとんと進んでいくのも、物語の長さに合っていてしっくりと読むことができました。また、「ひっそりと同封された、春のおすそわけ。」、「彼はまた、春を贈ってくれた。」という表し方もとても粋で素敵でした。
この作品を私が読むことにしたきっかけは、汐見さんの、「夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く」「まだ見ぬ春も、君の隣で笑っていたい」「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」「だから私は、明日のきみを描く」を読ませてもらったからです。 この作品を含め、汐見さんの文章はとても洗練されていて、まるで無駄なものが一切ない透き通った水のようだという印象を受けます。 それでいて読者の心を大きく揺さぶるものです。 この作品はそれに加え、優しさと儚さを感じました。 私もいくつかお話を書いているのですが、簡潔に、それでいて読み手が想像できる文章を作ることが難しく、汐見さんは私の憧れです。 これからも頑張ってください。応援しています。
この作品を私が読むことにしたきっかけは、汐見さんの、「夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く」「まだ見ぬ春も、君の隣で笑っていたい」「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」「だから私は、明日のきみを描く」を読ませてもらったからです。
この作品を含め、汐見さんの文章はとても洗練されていて、まるで無駄なものが一切ない透き通った水のようだという印象を受けます。
それでいて読者の心を大きく揺さぶるものです。
この作品はそれに加え、優しさと儚さを感じました。
私もいくつかお話を書いているのですが、簡潔に、それでいて読み手が想像できる文章を作ることが難しく、汐見さんは私の憧れです。
これからも頑張ってください。応援しています。
うその手紙から始まる本当の恋。。。
「でも、手紙のなかには、真実があったんだよな」
有り得ないはずの奇跡が幾つも重なり、ほつれた糸が交じり合い、二人のストーリーが始まった。
これは"始まりの物語"のように感じました。
互いに送り合う春のおすそわけ。なんてロマンティックな、優しさ溢れる恋文なのだろう…
暖かい春の日差しと共に芽生えたのは恋心と微かな罪悪感。それがコントラストになって、美しく映えていました。
最後の展開には騙されましたが…
こころ洗われる素敵な美文で綴られた本作品。
"好き"って、こんなに純粋なものなのだと、
相手の真心に惹かれることなのだと、
それを思い出させてくれたのは彼らでした。
たまには、メールではなく、文を送ろうと思います。春の贈り物が、大切なあの人のもとへ届きますように。。。
他人に宛てて書かれたラブレターの、その内容に惹かれてはじまった恋。こんなに不毛で叶うことのない恋なのに、切ないながらも文章に優しい気持ちが溢れているのは二人がお互いを思い合って、手紙に想いを込めていたからだと思う。
二人とも嘘をついている罪悪感を抱えながらも、お互いに惹かれていく感情を抑えられずに文通をし続けてしまう。手紙に花びらや写真などの贈り物が入っていて、今時には珍しいような想いの伝え方で素敵だしスマホからの言葉や写真などよりも感情が伝わると感じた。
手紙からはじまる想いは、文章に現れる人柄に惹かれたってことだからこの先どんなことがあっても、二人なら乗り越えられると思えた。
久しぶりに誰か大切な人に手紙を送りたいと思いました。ぜひ、ご一読ください。
下駄箱に入っていた手紙。丁寧な文字。優しい言葉。素敵な贈り物。それは、私ではない人宛てのラブレターだった。
人間誰しもヒトを好きになる時、必ず外見や外面を意識してしまうと思う。中身を知る機会の方が世の中いつも少ないのだから。
でも、手紙で結ばれた彼らは違う。彼らの初めましては一通のラブレター。顔の見えない手紙を通して、人を好きになった。それって、実は物凄く純粋で深い愛なんじゃないかな。素敵な文章を書く人に惹かれる気持ち、すごくわかる。
ひっそりと同封される素敵な春のおすそ分けや、勘違いの中で動いていく仕掛けだらけのストーリーに春の気配を感じて頂きたい。ぜひ、ご一読を。久しぶりに手紙を書きたくなりました。