虫めづる姫君のレビュー一覧
5.0
汐見夏衛さんの、国語の教師として読んでいた古典を元にしたお話。文句なく星5。 昔書かれたお話を現代風に書き換えていて新感覚で面白かった! ぜひ古典好きや読書好きは読んでみてください!
汐見夏衛さんの、国語の教師として読んでいた古典を元にしたお話。文句なく星5。
昔書かれたお話を現代風に書き換えていて新感覚で面白かった!
ぜひ古典好きや読書好きは読んでみてください!
「虫がいてくれれば夫なんていらないわ」
主人公の胡蝶は聡明で愛らしい貴族の姫。
それなのに、毛虫の大群に大喜びするほどの虫ヲタク!
そんな胡蝶に興味をもつのは、とある貴族の御曹司。
モテモテなのに、かなり物好き!
「普通の女には飽き飽きしていたんだ」
徐々に近づいていく二人に、ニヤニヤ必至です!
ぜひご一読を♪
「虫ほどかわいいものってなくない?」 「メイクとヘアアレンジで騙されちゃう男ってどうなの?」 「コオロギ柄の服とか、すごいかわいい!」 利発な美少女であるにも関わらず、虫マニアでマイペース。 恋バナよりもラブソングよりも虫の研究が大好き。 男子でさえドン引きするような毛虫の集団に、一人で目を輝かせる。 ニックネームは「虫姫」。 こんな女の子、21世紀の常識から考えても、ちょっと変わり者すぎます。 ここで描かれる虫姫は、現代の女の子ではなく、平安時代の短編集『堤中納言物語』に登場する姫君です。 でも、現代の尺度でも「変な子!」と感じられるから、虫姫のかわいらしさが際立ちます。 お相手となる彼もまた、相当の変わり者。 突き抜けた変人カップルの恋模様に、にまにま必須です。
「虫ほどかわいいものってなくない?」
「メイクとヘアアレンジで騙されちゃう男ってどうなの?」
「コオロギ柄の服とか、すごいかわいい!」
利発な美少女であるにも関わらず、虫マニアでマイペース。
恋バナよりもラブソングよりも虫の研究が大好き。
男子でさえドン引きするような毛虫の集団に、一人で目を輝かせる。
ニックネームは「虫姫」。
こんな女の子、21世紀の常識から考えても、ちょっと変わり者すぎます。
ここで描かれる虫姫は、現代の女の子ではなく、平安時代の短編集『堤中納言物語』に登場する姫君です。
でも、現代の尺度でも「変な子!」と感じられるから、虫姫のかわいらしさが際立ちます。
お相手となる彼もまた、相当の変わり者。
突き抜けた変人カップルの恋模様に、にまにま必須です。