2023年9月発売のスターツ出版文庫
――さよならしても、君は笑っていて。
タイトルの意味が明かされる、切ないラストに涙!
タイトルの意味が明かされる、切ないラストに涙!
君がくれた1/2の奇跡
イラストレーター:hiko
- あらすじ
- 高二の春、片想いをしていた翔琉に告白をされた紗菜。けれど幸せは一転、その直後、翔琉はバス事故に遭い帰らぬ人となってしまう。想いを伝えられなかった後悔を抱える紗菜は、もう一度翔琉に会いたいと強く願う。すると、事故のあった日へと戻ることに成功するが…。「運命は一度しか変えられない」彼を救いたい紗菜は奇跡を信じるけれど――。ラストで明かされる秘密に涙が止まらない、切ない純愛物語。
- 著者コメント
- こんにちは、いぬじゅんです。毎日のなかで後悔することはありませんか?自分のことでなく、好きな人のことならなおさら悲しくなりますよね。この物語は運命を変えるために必死でがんばる主人公のお話です。お読みいただき「自分ならどうするか」を考えてもらえるとうれしいです。
――壊れそうな私を君が救ってくれた。
書き下ろし番外編も収録!
書き下ろし番外編も収録!
青春ゲシュタルト崩壊
イラストレーター:凪
- あらすじ
- 朝葉は勉強も部活も要領よくこなす優等生。部員の仲を取りもつ毎日を過ごすうちに、本音を飲み込むことに慣れ、自分の意見を見失っていた。そんなある日、朝葉は自分の顔が見えなくなる「青年期失顔症」を発症し、それを同級生の聖に知られてしまう。いつも自分の考えをはっきり言う聖に、周りに合わせてばかりの自分は軽蔑されるはず、と身構える朝葉。でも彼は、「疲れたら休んでもいいんじゃねぇの」と朝葉を学校から連れ出してくれた。聖の隣で笑顔を取り戻した朝葉は、自分の本当の気持ちを見つけはじめる――。
- 著者コメント
- 『青春ゲシュタルト崩壊』を文庫本にしていただくことになりました。周りに合わせて自分を見失った主人公の朝葉が、どうやって自分を取り戻していくのかを見守ってもらえると幸いです。本編後の番外編「そして、ときどき寄り道も」と「秋の夜と、ふたりの秘密」も収録されています。そして、文庫版でも単行本と同じキラキラとしたホロ加工つきです。お手にとって見ていただけたら嬉しいです!
叶わなかった恋にも、きっと意味はあったんだ―
またね。~もう会えなくても、君との恋を忘れない~
イラストレーター:山科ティナ
- 原作を読む
※小説サイト 野いちご に遷移します。
- あらすじ
- もうすぐ高校生になる菜摘は、将来の夢も趣味も持たないまま、なんとなく日々を過ごしていた。そんな中、志望校の体験入学で先輩・大輔と出会い、一瞬で恋に落ちてしまう。偶然の再会を果たしたふたりの距離は、急速に近づいていって…。別れ際の大ちゃんからの“またね”は、いつしか菜摘にとって特別な言葉になっていた。そんなある日、両想いを夢見る菜摘の元に彼から、“彼女ができた”という突然の知らせが届いて…。切なすぎる恋の実話に涙が止まらない!!
- 著者コメント
- こんにちは、小桜菜々と申します。このたび『またね。』がスターツ出版文庫になりました。今回は文章や描写をがっつり見直し、今まで三度も書籍化していただいたのにおかしな話ですが、やっと完成したような気がしています。綺麗でもなければ純愛とも程遠い、そんな私の初恋の行方を見届けていただけたら嬉しいです。
不遇な少女の運命が変わる――ご懐妊シンデレラ物語
冷酷な鬼は身籠り花嫁を溺愛する
[原題]冷酷な鬼は、ホオズキの花をこよなく愛でる
イラストレーター:すがはら竜
- あらすじ
- 両親を失い、伯父の家で従姉妹・瑠花に虐げられる美織。ある日、一族に伝わる“鬼灯の簪”の封印を瑠花が解いてしまい、極上の美貌をもつ鬼の当主・魁が姿を現す。美織は、封印を解いた瑠花の身代わりとして鬼の生贄となるが――。冷酷で恐ろしいはずの魁は「この日が来るのを待ち焦がれていた」と美織をまるで宝物のように愛し、幸せを与えてくれる。しかし、人間があやかしの住む常世で生き続けるには、あやかしである魁の子を身籠る必要があると知り…。鬼の子を宿し運命が変わる、和風あやかしシンデレラ物語。
- 著者コメント
- はじめまして、真崎奈南と申します。第33回ノベマ!キャラクター短編小説コンテストにて優秀賞をいただきました作品を長編化し、刊行の運びとなりました。あやかしの子を宿すと決めた美織と彼女が可愛くて仕方ない魁の物語を、すがはら竜先生の超絶美麗イラストと共にお楽しみくだされば幸いです。よろしくお願いいたします。
虐げられた少女×最強の軍神
水龍の軍神は政略結婚で愛を誓う
[原題]月華の絃〜今宵、水龍の旦那様と運命の契りを〜
イラストレーター:桜花舞
- あらすじ
- あやかしの能力を引き継ぐ“継叉”の一族にもかかわらず、それを持たずに生まれた絃はある事件をきっかけに強力な結界へ引き籠っていた。十八歳になったある日、絃の元へ突如縁談が舞い込んでくる。相手はなんと水龍の力をもつ最強の軍神、冷泉士琉だった。「愛している。どれだけ言葉を尽くそうと、足りないくらいに」愛などない政略結婚だったはずが、士琉は思いがけず、絃にあふれんばかりの愛を伝えてくれて――。一族から見放され、虐げられていた絃は、士琉からの愛に再び生きる希望を見出していく。
- 著者コメント
- こんにちは、琴織ゆきと申します。このたび『水龍の軍神は政略結婚で愛を誓う』という作品を出版していただくことになりました。書き下ろし、そして特別連載という貴重な機会をいただき大変光栄です。ありがとうございます。本作は、出逢い、繋がり、一途な愛をもって織りなされる物語――"誰かが誰かを想う尊さ"をテーマに紡いだお話となっております。桜花舞先生の美麗な表紙イラストと共に、どうか最後まで温かく見守っていただけたら幸いです。