結子はあゆみちゃんの事を知っているから、袴田に協力したのだと思う。
私と翔太が話をしていると、高広と留美子が教室に入って来た。
留美子は唇を尖らせていて、私の姿を見るなり駆け寄ってくる。
「美雪!あんたどこに行ってたの!?いつまでたっても合流できないから、結局私ひとりで調べたんだよ!?」
「あ……ご、ごめん。『呪い』を解く方法を聞いてたんだ……先に言っておけば良かったね」
顔の前で手を合わせて、私は留美子に軽く頭を下げた。
「ちょっと待て美雪。俺はその話を聞いてないぞ?」
翔太も私の言葉に反応する。
「別に良いけどさ……それで?『呪い』を解く方法なんて、誰に聞いたのよ?」
「えっと美子なんだけど……」
その言葉に、「えっ?」と驚いた表情を私に向ける3人。
そりゃそうだよね。
今まで私たちを殺し続けて、決して味方ではないはずの美子に聞いたなんて。
「よく殺されなかったね……で?何か分かったの?」
「まだ可能性の段階なんだけどね……私にしかできない事だって言ってた。だから、まずは最後のカラダを見つけて、明日香を生き返らせよう」
明日香を生き返らせる事と、「呪い」を解く事。
私と翔太が話をしていると、高広と留美子が教室に入って来た。
留美子は唇を尖らせていて、私の姿を見るなり駆け寄ってくる。
「美雪!あんたどこに行ってたの!?いつまでたっても合流できないから、結局私ひとりで調べたんだよ!?」
「あ……ご、ごめん。『呪い』を解く方法を聞いてたんだ……先に言っておけば良かったね」
顔の前で手を合わせて、私は留美子に軽く頭を下げた。
「ちょっと待て美雪。俺はその話を聞いてないぞ?」
翔太も私の言葉に反応する。
「別に良いけどさ……それで?『呪い』を解く方法なんて、誰に聞いたのよ?」
「えっと美子なんだけど……」
その言葉に、「えっ?」と驚いた表情を私に向ける3人。
そりゃそうだよね。
今まで私たちを殺し続けて、決して味方ではないはずの美子に聞いたなんて。
「よく殺されなかったね……で?何か分かったの?」
「まだ可能性の段階なんだけどね……私にしかできない事だって言ってた。だから、まずは最後のカラダを見つけて、明日香を生き返らせよう」
明日香を生き返らせる事と、「呪い」を解く事。