少し……いや、かなり強引だけど、美紀の「呪い」に対抗するには、美子の「呪い」を利用するしか今のところ方法が見つからない。
「でもさ、そんなの誰がやんの?美雪が穏やかに話しかけても殺されたんでしょ?『赤い人』を操る事なんてできるわけ?」
留美子の言う通り、現段階ではできる可能性の方が低いと思う。
でも、別に美子を操ろうとしているわけじゃない。
美子の想いを利用する……やろうとしている事は私も、美紀と変わらないのかもしれない。
「操るなんて……たぶんできない。きっと美子は、美紀のルールに縛られてるんだよ。それを解き放つ事ができれば……」
今、考えられる事はそれしかない。
「赤い人」の「呪い」を利用する事しか。
私達が学校に戻った時にはもう12時半。
荷物を持って屋上に上がり、昼食をとっていた。
「あれ?美雪、今日はお弁当あるんだ。作ってきたの?」
数年ぶりのお母さんのお弁当がうれしくて、ついつい笑顔になってしまう。
「でもさ、そんなの誰がやんの?美雪が穏やかに話しかけても殺されたんでしょ?『赤い人』を操る事なんてできるわけ?」
留美子の言う通り、現段階ではできる可能性の方が低いと思う。
でも、別に美子を操ろうとしているわけじゃない。
美子の想いを利用する……やろうとしている事は私も、美紀と変わらないのかもしれない。
「操るなんて……たぶんできない。きっと美子は、美紀のルールに縛られてるんだよ。それを解き放つ事ができれば……」
今、考えられる事はそれしかない。
「赤い人」の「呪い」を利用する事しか。
私達が学校に戻った時にはもう12時半。
荷物を持って屋上に上がり、昼食をとっていた。
「あれ?美雪、今日はお弁当あるんだ。作ってきたの?」
数年ぶりのお母さんのお弁当がうれしくて、ついつい笑顔になってしまう。



