とりあえずドアの両側に分かれた私達はチェーンの端を持ち、ドアノブに手をかけた。
「じゃあ……開けるよ!」
その言葉に小さくうなずいた結子。
私は、右手に持ったチェーンを握り締め、左手で玄関のドアを開けた。
運良く音が出ずに開いたドアの中では……男性がこちらに背を向けて立っていたのだ。
ドアが開いた事に気付いたのは高広。
男性は高広の方を向いていて、こちらには気付いていない様子。
どうすればいいんだろう……このまま待っていても、高広は動けないかもしれない。
だったら……。
「高広! 逃げて!」
私の声に、男性が振り返る。
屋敷の中にいる高広から、外にいる私に視線が向けられた。
高広が動けそうになかったから、つい声を出してしまったけど……私に気付いているなら、チェーンで足を引っかけるなんてできない。
「おいおっさん!よそ見してんじゃねぇぞコラァッ!!」
その一瞬の隙を突いて、男性を蹴り飛ばし、ドアから出て来た高広。
「じゃあ……開けるよ!」
その言葉に小さくうなずいた結子。
私は、右手に持ったチェーンを握り締め、左手で玄関のドアを開けた。
運良く音が出ずに開いたドアの中では……男性がこちらに背を向けて立っていたのだ。
ドアが開いた事に気付いたのは高広。
男性は高広の方を向いていて、こちらには気付いていない様子。
どうすればいいんだろう……このまま待っていても、高広は動けないかもしれない。
だったら……。
「高広! 逃げて!」
私の声に、男性が振り返る。
屋敷の中にいる高広から、外にいる私に視線が向けられた。
高広が動けそうになかったから、つい声を出してしまったけど……私に気付いているなら、チェーンで足を引っかけるなんてできない。
「おいおっさん!よそ見してんじゃねぇぞコラァッ!!」
その一瞬の隙を突いて、男性を蹴り飛ばし、ドアから出て来た高広。



