ドアを開けて、高広を逃がす事ができたとして……あの男性も追いかけて来るに違いない。
「じゃあ、結子は……じゃない、留美子が翔太を連れて逃げてて!私と結子で高広を逃がすから!」
考えすぎかもしれないけど、結子がどういう行動に出るかが分からないから、怪我人と一緒にしておくのは危ない気がする。
「分かったけど……美雪、無理しちゃダメだよ!」
そう言い、翔太に駆け寄る留美子。
「大丈夫、ただドアを開けるだけだから」
それでも、高広が危なかったら、無理をしないとは言えなかった。
外から玄関に回ると、屋敷の中ではまだ、ガンガンというスコップの音が聞こえる。
「まだ高広は大丈夫そうだね……結子、開けるよ」
ドアの前で構える私に、結子が地面に置いてあるチェーンを拾い上げた。
「これさぁ……使えるんじゃなぁい?」
全長2メートルほどのこのチェーン。
私と結子でドアの両側に立って、高広を逃がした後にこれで足を引っかければ……。
でも、男性の起き上がりが早かったら、私達が危ないかもしれない。
ダメだ、あんまり考え込んでも、良い答えなんて出ない。
「じゃあ、結子は……じゃない、留美子が翔太を連れて逃げてて!私と結子で高広を逃がすから!」
考えすぎかもしれないけど、結子がどういう行動に出るかが分からないから、怪我人と一緒にしておくのは危ない気がする。
「分かったけど……美雪、無理しちゃダメだよ!」
そう言い、翔太に駆け寄る留美子。
「大丈夫、ただドアを開けるだけだから」
それでも、高広が危なかったら、無理をしないとは言えなかった。
外から玄関に回ると、屋敷の中ではまだ、ガンガンというスコップの音が聞こえる。
「まだ高広は大丈夫そうだね……結子、開けるよ」
ドアの前で構える私に、結子が地面に置いてあるチェーンを拾い上げた。
「これさぁ……使えるんじゃなぁい?」
全長2メートルほどのこのチェーン。
私と結子でドアの両側に立って、高広を逃がした後にこれで足を引っかければ……。
でも、男性の起き上がりが早かったら、私達が危ないかもしれない。
ダメだ、あんまり考え込んでも、良い答えなんて出ない。



