午前0時、冷蔵庫の前にいたはずの私は、冷たい風が吹く、学校の生徒玄関の前にいた。
テレビのチャンネルが変わるように、私の目の前の光景が切り替わったのだ。
「な……何これ……」
家にいたはずなのに、部屋着に着替えていたはずなのに……生徒玄関の前で、制服に身を包んで立っている。
「おぅ、相島。起きてたみてぇだな。留美子を起こしてやってくれ」
こうなる事を知っていた……そんな様子で、留美子を指差して私に指示する伊勢。
「な、なんだよこれ……俺は! 部屋で明日の予習をしていたはずなのに」
この状況に、混乱している浦西もいる。
伊勢が昼間に言った通り、留美子と浦西。
もしかして……これが「カラダ探し」なの?
「る、留美子! 起きて! 本当に『カラダ探し』が始まっちゃったよ!」
慌てて、地面に伏せて眠る留美子の身体を揺すって起こす私。
「チッ……武司と二見もいるのかよ」
辺りを見回していた伊勢が、地面に横になっているふたり、袴田武司と二見結子の姿を見て舌打ちをする。
テレビのチャンネルが変わるように、私の目の前の光景が切り替わったのだ。
「な……何これ……」
家にいたはずなのに、部屋着に着替えていたはずなのに……生徒玄関の前で、制服に身を包んで立っている。
「おぅ、相島。起きてたみてぇだな。留美子を起こしてやってくれ」
こうなる事を知っていた……そんな様子で、留美子を指差して私に指示する伊勢。
「な、なんだよこれ……俺は! 部屋で明日の予習をしていたはずなのに」
この状況に、混乱している浦西もいる。
伊勢が昼間に言った通り、留美子と浦西。
もしかして……これが「カラダ探し」なの?
「る、留美子! 起きて! 本当に『カラダ探し』が始まっちゃったよ!」
慌てて、地面に伏せて眠る留美子の身体を揺すって起こす私。
「チッ……武司と二見もいるのかよ」
辺りを見回していた伊勢が、地面に横になっているふたり、袴田武司と二見結子の姿を見て舌打ちをする。