「ちょっと、美雪!あんた結子と何したのよ!?背後に『赤い人』を呼ばれるなんて、ありえないでしょ!?」
私の姿を見るなり、駆け寄って問い詰める留美子。
「放送室に入ろうとしたのか?ドアノブには触れるなっつっただろ?」
伊勢まで私を見て、怪訝な表情を浮かべる。
「ほ、放送室には入ろうとしてないよ……翔太に見つかってさ、『赤い人』を呼ばれちゃっただけ」
「あぁ!?んだよそりゃあ!!どういう事だ翔太ぁ!」
私の言葉を聞いたとたん、椅子に座っている翔太に詰め寄る伊勢。
「伊勢君待って!翔太は死んでたんだよ?分かるでしょ?」
私が止めに入らなければ、たぶん翔太は殴られていただろう。
ふたりにも、昨夜の事を説明しなければあの校内放送の意味も分からないと思うから。
「んー……つまり、死んだ奴が操られて、私達を探すって事だよね? 高広、前回もそんな事があったの?」
留美子にしては、すんなり理解してくれた。
問題は伊勢が理解してくれているかどうか……なんだけど。
私の姿を見るなり、駆け寄って問い詰める留美子。
「放送室に入ろうとしたのか?ドアノブには触れるなっつっただろ?」
伊勢まで私を見て、怪訝な表情を浮かべる。
「ほ、放送室には入ろうとしてないよ……翔太に見つかってさ、『赤い人』を呼ばれちゃっただけ」
「あぁ!?んだよそりゃあ!!どういう事だ翔太ぁ!」
私の言葉を聞いたとたん、椅子に座っている翔太に詰め寄る伊勢。
「伊勢君待って!翔太は死んでたんだよ?分かるでしょ?」
私が止めに入らなければ、たぶん翔太は殴られていただろう。
ふたりにも、昨夜の事を説明しなければあの校内放送の意味も分からないと思うから。
「んー……つまり、死んだ奴が操られて、私達を探すって事だよね? 高広、前回もそんな事があったの?」
留美子にしては、すんなり理解してくれた。
問題は伊勢が理解してくれているかどうか……なんだけど。