今日で四日目の11月21日の朝が訪れた。
いつもと何も変わらない、ベッドの下から携帯電話のアラームが鳴り響く朝。
私は昨夜、どのタイミングで殺されたのかは分からない。
でも、「赤い人」にしがみ付かれたはずだから、確実にあの後に殺されたはずだ。
ベッドの上から手を伸ばし、携帯電話を取り、アラームを止めて私の一日が始まった。
昨夜はカラダを棺桶に納める事ができたから、後7つ。
「後7つもあるんだ……まだまだあるなぁ」
携帯電話の電話帳を開き、伊勢に報告するためにメールを作成する。
『生徒会室に、明日香の右胸がありました。今回は、棺桶に納める事ができました』
なんか……小学生の日記みたいだなと思いながらも、私はそのメールを送信した。
伊勢の事だから、きっと通学途中で返信があるんだろうなと思いながら、私は学校に行く準備を始める為に洗面所に向かう。
昨日は、袴田の邪魔が入らなかったけど、翔太が保健室まで「赤い人」を引っ張って行ってくれたのかな?
翔太には、昨夜助けられた。
いつもと何も変わらない、ベッドの下から携帯電話のアラームが鳴り響く朝。
私は昨夜、どのタイミングで殺されたのかは分からない。
でも、「赤い人」にしがみ付かれたはずだから、確実にあの後に殺されたはずだ。
ベッドの上から手を伸ばし、携帯電話を取り、アラームを止めて私の一日が始まった。
昨夜はカラダを棺桶に納める事ができたから、後7つ。
「後7つもあるんだ……まだまだあるなぁ」
携帯電話の電話帳を開き、伊勢に報告するためにメールを作成する。
『生徒会室に、明日香の右胸がありました。今回は、棺桶に納める事ができました』
なんか……小学生の日記みたいだなと思いながらも、私はそのメールを送信した。
伊勢の事だから、きっと通学途中で返信があるんだろうなと思いながら、私は学校に行く準備を始める為に洗面所に向かう。
昨日は、袴田の邪魔が入らなかったけど、翔太が保健室まで「赤い人」を引っ張って行ってくれたのかな?
翔太には、昨夜助けられた。