「八代先生……昔、『カラダ探し』をさせられた先生だよね?前回の『カラダ探し』と今回では、カラダが隠されてる場所が違うんだよね?」
校長室、理科室、トイレのタンク、生徒玄関、図書室、旧校舎、体育館、そして「赤い人」の持っているぬいぐるみの中だと言っていた。
「おぅ、そうらしいな。校長室にはなかったし、ぬいぐるみの中にもなかった。それを確認して、初日に俺は殺されたからな」
そうだったんだ……だから、「カラダ探し」を知っているはずの伊勢が、あんな所で殺されていたんだ。
恐らく、一番調べるのが難しい場所を調べてくれた伊勢が、すごく頼もしく思えた。
それから、今日の作戦を考えて、私は家に帰った。
家では、もう夕飯が終わっている時間で、辺りもすっかり暗くなっている。
伊勢と留美子とは途中で別れて、翔太が家まで送ってくれた。
「カラダ探し」が始まって、まず最初に私がやる事は、「もういいよ。カラダはそろわないんだから」と言う事。
後は、それを合図に、伊勢が袴田に詰め寄るのを翔太が止める。
そして、留美子が私を責めて、皆の心がバラバラになったように思わせる。
校長室、理科室、トイレのタンク、生徒玄関、図書室、旧校舎、体育館、そして「赤い人」の持っているぬいぐるみの中だと言っていた。
「おぅ、そうらしいな。校長室にはなかったし、ぬいぐるみの中にもなかった。それを確認して、初日に俺は殺されたからな」
そうだったんだ……だから、「カラダ探し」を知っているはずの伊勢が、あんな所で殺されていたんだ。
恐らく、一番調べるのが難しい場所を調べてくれた伊勢が、すごく頼もしく思えた。
それから、今日の作戦を考えて、私は家に帰った。
家では、もう夕飯が終わっている時間で、辺りもすっかり暗くなっている。
伊勢と留美子とは途中で別れて、翔太が家まで送ってくれた。
「カラダ探し」が始まって、まず最初に私がやる事は、「もういいよ。カラダはそろわないんだから」と言う事。
後は、それを合図に、伊勢が袴田に詰め寄るのを翔太が止める。
そして、留美子が私を責めて、皆の心がバラバラになったように思わせる。