もう、何日目の「昨日」だろう……。
昨夜は、何とか遥のカラダを棺桶に納める事ができたけれど。
学校に行く事が、日に日に嫌になって行く。
だったら、行かないという選択肢もあるけど、情報交換も必要だし、何よりも、皆が喧嘩をしないか心配だ。
「はぁ……気が重いなあ。身体も痛いし」
昨夜の、死ぬ間際の痛みはひどかった。
息をしようとしてもできないし、意識が無くなるまでの間、激痛に苦しんだ。
いっそ……ショック死した方が楽だったのに。
あの空間では、それすらさせてくれないのだろう。
そんな事を考えながら、私はゆっくりと目を開けた。
見慣れた天井に、見慣れた部屋。
そして、いつも通りの「昨日」の朝。
後、何回この朝を繰り返せば、私達は明日を迎える事ができるのだろう。
ベッドから脚を下ろして、学校に行く準備をする為に立ち上がった。
机の上の充電器に置かれた携帯電話。
ここから取るのも、もう飽きた。
だって、考えてみれば、日中に入って来るメールや、かかってくる電話の内容は知っているし、バッテリー残量が無くなったとしても、朝が来ればここに置かれているのだから。
昨夜は、何とか遥のカラダを棺桶に納める事ができたけれど。
学校に行く事が、日に日に嫌になって行く。
だったら、行かないという選択肢もあるけど、情報交換も必要だし、何よりも、皆が喧嘩をしないか心配だ。
「はぁ……気が重いなあ。身体も痛いし」
昨夜の、死ぬ間際の痛みはひどかった。
息をしようとしてもできないし、意識が無くなるまでの間、激痛に苦しんだ。
いっそ……ショック死した方が楽だったのに。
あの空間では、それすらさせてくれないのだろう。
そんな事を考えながら、私はゆっくりと目を開けた。
見慣れた天井に、見慣れた部屋。
そして、いつも通りの「昨日」の朝。
後、何回この朝を繰り返せば、私達は明日を迎える事ができるのだろう。
ベッドから脚を下ろして、学校に行く準備をする為に立ち上がった。
机の上の充電器に置かれた携帯電話。
ここから取るのも、もう飽きた。
だって、考えてみれば、日中に入って来るメールや、かかってくる電話の内容は知っているし、バッテリー残量が無くなったとしても、朝が来ればここに置かれているのだから。