昼休みになり、私達5人は教室の後ろで、翔太の行動を観察していた。
まだ13時にはならないから、遥が私達に「カラダ探し」を頼みに来るには時間がある。
それまでに遥を殺せば、本当に「明日」が来るかもしれない。
そう期待しているのに、翔太はガタガタと震えているだけで、動こうとしない。
「あいつ……もしかしてやらないつもりじゃないだろうな?」
壁にもたれて、退屈そうに翔太を見ている高広が言った。
「やらないかもね……だってさ、遥に声をかけたいと思う? 私は嫌だけど」
留美子の言う事に同感。
あんな不気味な遥に声をかけるなんて、私にはできない。
近づくのも嫌なのに。
「おいコラ! 翔太ぁ!」
高広のその言葉にビクッと反応して、決心したかのように翔太が立ち上がる。
そして遥に歩み寄り、何かを話した後、ふたりは教室を出ていく。
どこに行ったのか、どうやって殺すのか、興味はあったけど、翔太が遥を殺してくれる事を、私は祈っていた。
「明日が来ないと思って、あいつ遥とヤるつもりじゃないだろうな?」
まだ13時にはならないから、遥が私達に「カラダ探し」を頼みに来るには時間がある。
それまでに遥を殺せば、本当に「明日」が来るかもしれない。
そう期待しているのに、翔太はガタガタと震えているだけで、動こうとしない。
「あいつ……もしかしてやらないつもりじゃないだろうな?」
壁にもたれて、退屈そうに翔太を見ている高広が言った。
「やらないかもね……だってさ、遥に声をかけたいと思う? 私は嫌だけど」
留美子の言う事に同感。
あんな不気味な遥に声をかけるなんて、私にはできない。
近づくのも嫌なのに。
「おいコラ! 翔太ぁ!」
高広のその言葉にビクッと反応して、決心したかのように翔太が立ち上がる。
そして遥に歩み寄り、何かを話した後、ふたりは教室を出ていく。
どこに行ったのか、どうやって殺すのか、興味はあったけど、翔太が遥を殺してくれる事を、私は祈っていた。
「明日が来ないと思って、あいつ遥とヤるつもりじゃないだろうな?」