「母さんどうだった?」

「いや普通」

だと思う。
今日は顔もろくに見なかったけどさ。

「ふーん」

そう言いながら
貴ちゃんは私を抱き寄せた。

「ご飯食べた?」

「後でいい」

細く見えて貴ちゃんの力は強い。

あっと言う間に
狭い寝室に連れて行かれ
乱暴に唇を吸う。

「やめて」

「やだ」

彼の手際はいい

きっと
これがのび太君なら
こうはいかないだろう。

のび太君とのセックスを頭に浮かべる。

きっと彼は遠慮しながら
私に唇を重ねるから
私は彼の唇を味わうように責めてあげよう。

あぁ
彼をマグロにしてもいい

全て私がリードして
気持ちよくさせてあげたい。

舌を使い
きっと白くてたるんだ身体を、アイスのように舐めまわしたい。

太い指で沢山触らせてあげたい。


「感じてんじゃん」

指を入れ
貴ちゃんは喜んだ。