のび太君はゆっくり歩く
優雅にハワイの海岸を散歩しているように、穏やかな笑みを浮かべてじっくり本を選んでいた。

本が好きなんだ。

端から端まで一周し
5冊ほど抱えて彼は受付に行き、何か言葉を司書と交わして行ってしまった。

頭上で聞こえる蛍の光
図書館の閉館時間です。

私は初めて
図書館で本を借りず

のび太君のストーカーで終わってしまった。