どこへ行こう
好きな作家の所へ行こうか
もう一度読みたい本もある

でも今日は時間があるから
【あ】行からじっくりと歩いてみようか……そういえば、何だっけ……さんまちゃんの元奥さんの映画、大竹しのぶさんの映画。

野麦峠

作者は誰だろう。
それが
わからないとダメだな

一度戻って
新書コーナー横のパソコンで検索しようかと思っていたら


ふと

横の棚に
立ってる人が気になった。

コロンとした体系の男性
年齢は同じくらいか
もう少し上か

茶色のカーディガンがコロン体系を余計コロンとさせている。

髪は短いけれど
はねていた。

四角い眼鏡の奥のまなざしが真剣で、こっちまで緊張してしまいそう。
そんな感じで目が離せない。

何を見てるのかな。

さりげなく
後ろを通り過ぎようとすると

私の好きな作家さんのミステリーを手にしていた。

それも三部作品なのに

二番目を手に取り
一度また棚に入れて

悩んで悩んで

一番目と三番目を持ち
満足している。

おいおい。
それは違うでしょう。
それでは話が読めないよ。

続編ではないけど
一応連作だからさ
上・中・下の
上と下を借りた感じだから
その二番目を借りなきゃダメだよ。