「ハジメマシテ、オネェサン。」


「は、はじめましてっ。」



青い瞳のショーンはカタコトの日本語。

ホッとした。
なんとか日本語は話せるらしい。




「ショーン!」


「えっ…ちょっ…。」


止める間もなく、菫はショーンの唇を奪う。

それに応えるショーン。



白昼堂々路チューって……。




ドラマや映画でしか見たことがない熱烈キスに、私は頬を染めると同時に視線を逸らした。



さすがは菫である……。