「そういえば、これ。」
「え?」
「お祝いかな。」
― From Iori ―…
置き去りのままの花のかんむり。
「…器用な奴。」
過去からの贈り物。
少なくとも、今の私は―……
幸せです。
はじめましての方も、
そうでない方も、
こんにちは!
水野ユーリです。
『花のかんむり』を最後まで読んでくださって、
ありがとうございます。
私自身、色々と反省はありますが、
今は書き上げられてよかった、という自己満足でいっぱいです(汗)
『結婚』をテーマに書きたい、
と思ったきっかけは、私の長年の友人がもうすぐ結婚するという話を聞いたからでした。
設定や人物など、もちろん事実とは異なりますが、
本編でセナが言っている
「…結婚線の見方が分かりません。」
は実際に友人が言っていた言葉です。
マリッジブルーだった友人も、現在は結婚へ向けて忙しい日々を送っているようです。
今回『花のかんむり』を書くにあたって、心がけたことは“シンプルに”ということでした。
極力、要らない表現や説明的なものは省いたつもりです。
セナや久美、伊織に関しては髪型や外見的な特徴も省きました。
読んでくださった方々、一人一人の中に様々なセナ像が生まれていたら幸いだと思います。
……と、言い訳がましいあとがきは、このくらいにして(汗)
拙い小説ですが、
読んでくださった全ての方々にお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
感謝、感謝ですm(__)m
2010年11月12日
水野ユーリ