『 HALUさん、こんばんは。



明日、僕は高校を卒業します。




3年間を振り返ってみると、たくさんの思い出が広がり、とても一言では語れません。




けれど、やはり1番は大切な人との出会い、
彼女と過ごした日々です。



僕は、彼女のおかげで恋と、
そして夢を見つける事ができました。





僕の夢を、周りは「叶うわけがない」と笑います。


けれど、彼女は
こんな僕の夢を信じてくれました。




いつも彼女の背中を押しているつもりでいたけど、
背中を押してもらっていたのは僕の方だったんです。





今になって、彼女と過ごしたありきたりな毎日が、どれほど大切で愛しい時間だったのか、気づかされます。






僕は、卒業式の後、すぐに地元を旅立つつもりでいます。




卒業を前に、彼女を傷つけてしまった僕には、きっともう何の資格もありませんが、
もし彼女がラジオを聞いているのなら、どうしても伝えたい事があります。