「なぁんの話してんの?」
「うっわ!!」
考え事をし始めたあたしは、いつの間にか目の前にいるモモにマジで驚く。
「モ、モモには関係ない話!」
「うわっ!酷い!!
モモちゃん、ショック!!」
「うっさい!」
モモは楽しそうで、あたしは何とも照れ臭くなる。
「最近、エリーが文化祭、文化祭で構ってくれないから………来ちゃった。」
ニッコリ、なモモ。
「………ウザっ!」
「ひどっ!」
そんなあたし達のやり取りを見ながら、美帆はクスクスと笑う。
「百瀬くん、エリはシャイだから。照れ隠しなんだよ。」
「っちょっと!美帆!!」
「なぁんだ!エリーの照れ屋さん!」
「うっさい!!」