何が起こっているかは、ご想像におまかせするとして…………。








バカップル道まっしぐらな俺たちは、ハチャメチャで可笑しな毎日を笑い合って歩いていく。





受難、受難というけれど、実はこんな日々が楽しかったりする。










ベロベロに酔い潰れたヒメをおぶって歩いた桜並木のアーチの下、季節ごとに表情を変える桜の木を見上げて。



背中にヒメの温かい体温を感じながら。





ヒメのワガママも可愛くて仕方なかったり。










たぶん、ずっと俺はヒメに頭が上がらない。










先の事は正直分からないけど、お互いシワと白髪だらけになっても俺はヒメの虜なんだろう。





この先、何十年の人生をヒメと歩いていきたい、と漠然とだけど思ったりしていた。