こうして、俺とオヒメサマと、その女たらしの兄という奇妙な同居生活が俺の意志は一切抹殺されたまま、始まってしまったのである。










そして、このドタバタですっかり忘れ去られてしまったケーキを俺は翌朝 床に転がった状態で見つける第一発見者となり、一人うなだれることになるのだった。