悠太は愛おしそうに蛍たちを眺めていたが、やがて意を決したように口を開いた。
「陸……」
「ん?」
「あの約束……もう守らなくていいからな」
――約束?
「お前が、志津を幸せにしてやるんだ」
「陸……」
「ん?」
「あの約束……もう守らなくていいからな」
――約束?
「お前が、志津を幸せにしてやるんだ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…