君の呪いも抱きしめるから、二人で笑う明日がほしい。

青春・恋愛

君の呪いも抱きしめるから、二人で笑う明日がほしい。
作品番号
1795393
最終更新
2026/11/01
総文字数
3,831
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
『ふたりに“かくしごと”はなし。やくそくね』

 そうやって互いの小指を絡めて笑い合ったのは、もう何年前だろうか。
 
中学三年生の卒業式で、ずっと想っていた幼馴染と、喧嘩した。
未来が見える詩花、人の心の声が聞こえる琉真。お互いに全てを知っている、唯一無二の存在……のはずだったのに。

——琉真は何もわかってない。私が未来を変えるとき、明るい記憶が消えること。

——詩花は何もわかってない。俺が聞く心の声は、ほとんどが悪口や諦めるような声だってこと。

  いいな、あんたの能力は、簡単で。

しかし喧嘩したまま別々の高校に入学したその日、二人の能力は入れ替わる。
 
そこでようやく、相手の能力の代償や苦痛を知り——。

もう会えないとわかっているのに。
直接伝えたい思いが、溢れ出してくる。

何もかも知っているはずだった二人が、会えなくなって初めて気づく互いの姿とは。
あらすじ
中学校の卒業式の日、幼馴染だった小笠詩花と東谷琉真は未来の話で喧嘩してしまう。未来が見える詩花と心の声が聞こえる琉真は、唯一の理解者同士だった……はずだった。幼い頃の『隠し事なし』の約束を互いに破り、能力の代償や苦痛を伝えずにいて、感情が爆発した結果。しかし別々に進んだ高校入学の日、詩花と琉真の能力は入れ替わる。
そこで互いの本当の思いを、会えなくなって初めて知り——。

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