「はぁ? 森川瑞稀を漫研部に連れて来い?」
私、野尻華子。
そう、花の花子ではなく、華やかな華子。
でも、残念ながら顔は地味なのよ。
名前負けして生まれ育った私は、とあるサッカー漫画のアンソロジーを読んで、腐海にハマってしまったの。
(可愛いイラストだったので購入したら、まさか……のBLだったのよね)
それからの私の人生は、腐街道まっしぐら!
えぇ、えぇ、後悔なんてしていません。
そして、いざ高校受験! という時、有名(BL)漫画家を多数輩出しているという高校を受験した。
普段の勤勉さのおかげで、見事、合格!
そして、入学式の日。
私はこの学校に入学するべくして入学したんだと、そう悟る人物と出会った。
名前は森川瑞稀。
彼が教室に入った瞬間、一際目立つあの容姿に、クラスの女子はざわついていたわね。
(えぇ、もちろん。この私も、皆様とは違う意味でザワついたわ!)
しかもよ、彼と並んで歩いていた爽やかスポーツマンイケメンとの身長差がエグい!
(あれは、公式カップルに違いない)
※この時、瑞稀を挟んで反対側に夏帆がいました。(作者談)
私はそう思い、眼鏡が光るのを感じたわ。
サラサラな漆黒の髪に、潤んだ黒目がちの瞳。日焼けしたら、真っ赤になるんだろうな~という白い肌。
(天性の総受様だわ!!)
私、涙を流して手を合わせて拝んだわよ!
そんな私と目が合った瞬間、森川君がニコッと微笑んだのよ。
そうしたら、
「誰か知り合いがいたのか?」
と、隣の爽やかイケメンが話しかけた。
「え? 目が合ったから」
そう言って笑う彼を見て、
(こんな腐った私に微笑みかけるなんて、本物の天使? 天使なの?)
そう思いながら、黒板に書かれた名前を素早くチェックしたわ。
攻めの名前は鈴木航大君。
天使のような受け様は、森川瑞稀君という名前だった。
さすが、(BL)漫画家を多数輩出するだけの学校だわ! と感激していたら、まさかのBLの神様が、とんだハプニングを起こしてくれたのよ。
そう、入学式が始まって少しした時だった。
「きみ、大丈夫?」
という声が聞こえて視線を向けると、森川君が生徒会の人に支えられていた。
そして次の瞬間──
「!!」
生徒会の人が森川君を抱き上げ、そのまま体育館を後にしたのよ!
私、心のシャッターを高速で切ったわ!
あぁ、やはりあなたは、BLの神様がこの世に遣わせたスーパー受け様だったのですね!
全私がスタンディングオベーションよ!
(この学校を選んで、良かったー!!)
そんな感動の涙を流していたせいかしら。
入学式の後の委員会決めで、くじ引きで学級委員なんてめんどくさい役目を引き当ててしまったの。
(狙っていた図書委員は、何故か人気が集中していて、ジャンケンで負けたのよね)
……なんて思っていたら、男子の学級委員がみんなの受け様、森川瑞稀君ではないですか!!
(BLの神様、ありがとうございます)
私は心の中で感謝しまくったわ。
私、野尻華子。
そう、花の花子ではなく、華やかな華子。
でも、残念ながら顔は地味なのよ。
名前負けして生まれ育った私は、とあるサッカー漫画のアンソロジーを読んで、腐海にハマってしまったの。
(可愛いイラストだったので購入したら、まさか……のBLだったのよね)
それからの私の人生は、腐街道まっしぐら!
えぇ、えぇ、後悔なんてしていません。
そして、いざ高校受験! という時、有名(BL)漫画家を多数輩出しているという高校を受験した。
普段の勤勉さのおかげで、見事、合格!
そして、入学式の日。
私はこの学校に入学するべくして入学したんだと、そう悟る人物と出会った。
名前は森川瑞稀。
彼が教室に入った瞬間、一際目立つあの容姿に、クラスの女子はざわついていたわね。
(えぇ、もちろん。この私も、皆様とは違う意味でザワついたわ!)
しかもよ、彼と並んで歩いていた爽やかスポーツマンイケメンとの身長差がエグい!
(あれは、公式カップルに違いない)
※この時、瑞稀を挟んで反対側に夏帆がいました。(作者談)
私はそう思い、眼鏡が光るのを感じたわ。
サラサラな漆黒の髪に、潤んだ黒目がちの瞳。日焼けしたら、真っ赤になるんだろうな~という白い肌。
(天性の総受様だわ!!)
私、涙を流して手を合わせて拝んだわよ!
そんな私と目が合った瞬間、森川君がニコッと微笑んだのよ。
そうしたら、
「誰か知り合いがいたのか?」
と、隣の爽やかイケメンが話しかけた。
「え? 目が合ったから」
そう言って笑う彼を見て、
(こんな腐った私に微笑みかけるなんて、本物の天使? 天使なの?)
そう思いながら、黒板に書かれた名前を素早くチェックしたわ。
攻めの名前は鈴木航大君。
天使のような受け様は、森川瑞稀君という名前だった。
さすが、(BL)漫画家を多数輩出するだけの学校だわ! と感激していたら、まさかのBLの神様が、とんだハプニングを起こしてくれたのよ。
そう、入学式が始まって少しした時だった。
「きみ、大丈夫?」
という声が聞こえて視線を向けると、森川君が生徒会の人に支えられていた。
そして次の瞬間──
「!!」
生徒会の人が森川君を抱き上げ、そのまま体育館を後にしたのよ!
私、心のシャッターを高速で切ったわ!
あぁ、やはりあなたは、BLの神様がこの世に遣わせたスーパー受け様だったのですね!
全私がスタンディングオベーションよ!
(この学校を選んで、良かったー!!)
そんな感動の涙を流していたせいかしら。
入学式の後の委員会決めで、くじ引きで学級委員なんてめんどくさい役目を引き当ててしまったの。
(狙っていた図書委員は、何故か人気が集中していて、ジャンケンで負けたのよね)
……なんて思っていたら、男子の学級委員がみんなの受け様、森川瑞稀君ではないですか!!
(BLの神様、ありがとうございます)
私は心の中で感謝しまくったわ。

