「とにかく、あたしたちとあんたたちの目標は同じ。どう? 捜し物は人数が多い方が、見つかりやすいんじゃない?」
来華のその言葉で、ようやくうつむいていた小雨と海刃も顔を上げた。
そしてお馴染みの三人で顔を見合わせると、静かに互いにうなずいた。
「一緒に行きましょう」
小雨は今までうつむいていたのが嘘のように、しっかりとした口調でそう言ったのだった。
雨が降り出した。
よろずは杉野の村の中央部に、うずくまるようにしゃがみ込んでいた。
辺りは——血の海だった。
よろずは荒く息をしながら、ただじっとそこにしゃがみ込んでいた。
手にはしっかりと、血にまみれた大鎌が握られていた。
「よくやった」
よろずの前にいつの間にか、静かに桜在が佇んでいた。
「…………」
よろずは、なにも答えない。
桜在は一歩大きく彼に近づいた。
「……認めてやろう。これでお前も我ら夜代の仲間だ」
よろずは静かに立ち上がった。
「……フン」
そしてその血と雨に濡れた顔には、薄っすらと笑みが浮かんでいた。
一方小雨たちは雨の中、それぞれの目的に向かってひとつの目標へと新たな仲間と共に歩み出していた。
なにも知らず、ただ信じて……。
来華のその言葉で、ようやくうつむいていた小雨と海刃も顔を上げた。
そしてお馴染みの三人で顔を見合わせると、静かに互いにうなずいた。
「一緒に行きましょう」
小雨は今までうつむいていたのが嘘のように、しっかりとした口調でそう言ったのだった。
雨が降り出した。
よろずは杉野の村の中央部に、うずくまるようにしゃがみ込んでいた。
辺りは——血の海だった。
よろずは荒く息をしながら、ただじっとそこにしゃがみ込んでいた。
手にはしっかりと、血にまみれた大鎌が握られていた。
「よくやった」
よろずの前にいつの間にか、静かに桜在が佇んでいた。
「…………」
よろずは、なにも答えない。
桜在は一歩大きく彼に近づいた。
「……認めてやろう。これでお前も我ら夜代の仲間だ」
よろずは静かに立ち上がった。
「……フン」
そしてその血と雨に濡れた顔には、薄っすらと笑みが浮かんでいた。
一方小雨たちは雨の中、それぞれの目的に向かってひとつの目標へと新たな仲間と共に歩み出していた。
なにも知らず、ただ信じて……。

