【第3章】#1
ぼんやりとソファに寝転がった。
今日は休日。最近学校生活が忙しなかったせいか、休日がこんなに静かなのがとても嬉しくなる。
リビングの窓を開ければ、白いレースカーテンが揺れ、外の音が心地よいBGMのように聴こえる。
兄の涼雅はバイトに行き、妹の杏は友達とショッピングに出かけたらしい。
つまり今は自分一人の空間である。
「っはぁ~! しあわせー! 」
ぐいーっと背を伸ばして、ゴロゴロした。
やることがなくて若干暇ではあるが、……そうだ寝よう!
このまま心地よい空気に身を任せ、目を瞑る。
あー……この眠る前の体が動かない感じ……最高にリラックスだわぁ……
すぅっと意識が遠のいていきかけたその時、タイミングが良いのか悪いのか、ピンポーンと家のチャイムが高らかに鳴った。
誰だよ……杏がまたネットでなんか買ったのか?
でも今は出たくない、このまま寝たいんだ……。
最低だと自覚してはいるが、居留守を使わせて頂こうと思い再び目を瞑った時、またチャイムが鳴らされた。
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
……ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピ……
「うるっせぇ!!! 」
どんだけ連打すんだ!! チャイム壊れるっつーの!!
真宏が苛立ちを隠すことなく音を立てて玄関のドアを開けると、「わっ、いるじゃん」「吃驚したぁ」などとわちゃわちゃ声が聞こえた。
「え、せんぱ……ってかなんでそんな勢ぞろいで……」
玄関を開けた先にいたのは、久我、ハゼ、マオ、さらには宇佐美という異色のメンツ。
真宏はなんの集まりだよ……と驚き戸惑いつつも、ハゼを見る。
「なに? 何の集会? 」
若干玄関の扉を閉めつつ対応すると、ハゼが持ち前の馬鹿力でドアをこじ開け「入れて? 」とにっこり笑って言った。
「……はぁい……」
可愛い顔してるくせに、可愛らしさとは程遠く凄みまれ恐れた真宏は体を避け皆を招き入れることにした。
各々、お邪魔しまーすと口々に言いながら、入ってゆく。
いちばん最後に宇佐美が入ってきた。
宇佐美はちらりと真宏を見ると、ニヤリと笑って頭にポンっと手を置いて言った。
「……背、縮んだんとちゃう? 」
「っはあ!? 」
こいつ!! 久々に顔見せたと思ったら!!!
馬鹿にされた苛立ちに反論してやろうと口を開けたとき、ハゼが「はいはいそこまで~」と間に入ってくる。
「先輩は真宏にちょっかい出さないの~。真宏もすぐ吠えない! ステイ! 」
「俺は犬じゃない!! 」
真宏はまだ吠えたりなかったが、ハゼに「はいはい」と窘められ渋々口を閉じた。
そのまま何故か当たり前のようにリビングに全員集合していたので、真宏は仕方なく全員分の飲み物を用意して皆の元へ行く。
「はい飲み物です。お菓子はないですからね、アポなし軍団」
そう言ってみんなの前に飲み物を置いていき、最後に自分の前に置き終わって改めて皆を見る。
「で、何しに来たんですか」
すると全員が目を合わせ、真宏に、にっこりと笑いかけた。
「暇つぶしにきた! 」
ぼんやりとソファに寝転がった。
今日は休日。最近学校生活が忙しなかったせいか、休日がこんなに静かなのがとても嬉しくなる。
リビングの窓を開ければ、白いレースカーテンが揺れ、外の音が心地よいBGMのように聴こえる。
兄の涼雅はバイトに行き、妹の杏は友達とショッピングに出かけたらしい。
つまり今は自分一人の空間である。
「っはぁ~! しあわせー! 」
ぐいーっと背を伸ばして、ゴロゴロした。
やることがなくて若干暇ではあるが、……そうだ寝よう!
このまま心地よい空気に身を任せ、目を瞑る。
あー……この眠る前の体が動かない感じ……最高にリラックスだわぁ……
すぅっと意識が遠のいていきかけたその時、タイミングが良いのか悪いのか、ピンポーンと家のチャイムが高らかに鳴った。
誰だよ……杏がまたネットでなんか買ったのか?
でも今は出たくない、このまま寝たいんだ……。
最低だと自覚してはいるが、居留守を使わせて頂こうと思い再び目を瞑った時、またチャイムが鳴らされた。
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
……ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピ……
「うるっせぇ!!! 」
どんだけ連打すんだ!! チャイム壊れるっつーの!!
真宏が苛立ちを隠すことなく音を立てて玄関のドアを開けると、「わっ、いるじゃん」「吃驚したぁ」などとわちゃわちゃ声が聞こえた。
「え、せんぱ……ってかなんでそんな勢ぞろいで……」
玄関を開けた先にいたのは、久我、ハゼ、マオ、さらには宇佐美という異色のメンツ。
真宏はなんの集まりだよ……と驚き戸惑いつつも、ハゼを見る。
「なに? 何の集会? 」
若干玄関の扉を閉めつつ対応すると、ハゼが持ち前の馬鹿力でドアをこじ開け「入れて? 」とにっこり笑って言った。
「……はぁい……」
可愛い顔してるくせに、可愛らしさとは程遠く凄みまれ恐れた真宏は体を避け皆を招き入れることにした。
各々、お邪魔しまーすと口々に言いながら、入ってゆく。
いちばん最後に宇佐美が入ってきた。
宇佐美はちらりと真宏を見ると、ニヤリと笑って頭にポンっと手を置いて言った。
「……背、縮んだんとちゃう? 」
「っはあ!? 」
こいつ!! 久々に顔見せたと思ったら!!!
馬鹿にされた苛立ちに反論してやろうと口を開けたとき、ハゼが「はいはいそこまで~」と間に入ってくる。
「先輩は真宏にちょっかい出さないの~。真宏もすぐ吠えない! ステイ! 」
「俺は犬じゃない!! 」
真宏はまだ吠えたりなかったが、ハゼに「はいはい」と窘められ渋々口を閉じた。
そのまま何故か当たり前のようにリビングに全員集合していたので、真宏は仕方なく全員分の飲み物を用意して皆の元へ行く。
「はい飲み物です。お菓子はないですからね、アポなし軍団」
そう言ってみんなの前に飲み物を置いていき、最後に自分の前に置き終わって改めて皆を見る。
「で、何しに来たんですか」
すると全員が目を合わせ、真宏に、にっこりと笑いかけた。
「暇つぶしにきた! 」

