違和感に気づいたのは中学1年生の頃。
「母さんさ。勝手に僕のアイス食べた?」
僕が食べたくて買ってもらったアイスが冷凍庫からなくなっていた。楽しみしていたからとてもショックだった。すると母は意味のわからないことを口にした。
「昨日、自分で食べてたじゃない」
「…え?」
母は嘘をつくような人間じゃないのは知っていた。それは嘘をつかれることが母自身、大嫌いだからだ。それはどんな些細なことだとしても。
「サクの大好きなアイスを私が食べるわけないじゃない。それと、冷蔵庫開けっぱなしにしないでよね」
そう言ってお茶の入ったコップを持ってキッチンを出て行ってしまった。
こういうことはここ最近、頻繁に起こっていた。
学校でやった覚えのないテストが返ってきたり、それも自分が取らないような高得点で。
一番おかしいなと感じるのは日付が飛び飛びになっていたことだった。僕は幼稚園児じゃない。日付が飛び飛びになっていたら違和感にはすぐ気づく。そして、一つの可能性を考え、僕はある行動に出た。
「これでよし」
僕は新品のノートの最初のページにこう書いた。
『はじめましてでいいのかな。なんか記憶が飛んでるし、勝手にアイス食べるし、君は僕の体で何をしているの?それと、もし本当に存在しているのなら返事が欲しい。』
そう書いて机の上に置き、普通に就寝した。
目が覚めて、真っ先に壁にかかっている日めくりカレンダーを見ると、また日付が一日飛んでいた。僕はベッドから飛び起きて机の上のノートを開いた。すると、このノートに筆跡も僕のものとは全く違う文字で返事が来ていた。
『勝手にアイス食べてごめんね。まず、私の名前は君が朔夜っていうなら私は明夜にします。これからは私のことはアキって呼んでね。夢みたいな話だけど本当の話だからよく読んでね。というかやっと気づいたね。本当はずっと昔から君の中にいるんだよ?結論から言うと、昔は君が眠った後の時間に目が覚めてたの。要するに、君が眠ったら私が起きて、私が眠ったら君が起きるって感じだったんだけど、最近、徐々に私の起きてられる時間が長くなったんだよね。だからって何かしたいわけじゃないの。君の体を乗っ取ろうとか考えてない。むしろ君に体を返したい。だから協力して、このノートを使って私を消す方法探していこうね。』
意味がわからなかった。でも、誰かのイタズラとは思えなかった。僕は二重人格…ということになるのだろうか。とりあえず、もう一人の僕?が悪いやつじゃなさそうで少しだけ安心した。とりあえず彼女?の言う通り、やり取りを続けよう。その時はそう思った。
「母さんさ。勝手に僕のアイス食べた?」
僕が食べたくて買ってもらったアイスが冷凍庫からなくなっていた。楽しみしていたからとてもショックだった。すると母は意味のわからないことを口にした。
「昨日、自分で食べてたじゃない」
「…え?」
母は嘘をつくような人間じゃないのは知っていた。それは嘘をつかれることが母自身、大嫌いだからだ。それはどんな些細なことだとしても。
「サクの大好きなアイスを私が食べるわけないじゃない。それと、冷蔵庫開けっぱなしにしないでよね」
そう言ってお茶の入ったコップを持ってキッチンを出て行ってしまった。
こういうことはここ最近、頻繁に起こっていた。
学校でやった覚えのないテストが返ってきたり、それも自分が取らないような高得点で。
一番おかしいなと感じるのは日付が飛び飛びになっていたことだった。僕は幼稚園児じゃない。日付が飛び飛びになっていたら違和感にはすぐ気づく。そして、一つの可能性を考え、僕はある行動に出た。
「これでよし」
僕は新品のノートの最初のページにこう書いた。
『はじめましてでいいのかな。なんか記憶が飛んでるし、勝手にアイス食べるし、君は僕の体で何をしているの?それと、もし本当に存在しているのなら返事が欲しい。』
そう書いて机の上に置き、普通に就寝した。
目が覚めて、真っ先に壁にかかっている日めくりカレンダーを見ると、また日付が一日飛んでいた。僕はベッドから飛び起きて机の上のノートを開いた。すると、このノートに筆跡も僕のものとは全く違う文字で返事が来ていた。
『勝手にアイス食べてごめんね。まず、私の名前は君が朔夜っていうなら私は明夜にします。これからは私のことはアキって呼んでね。夢みたいな話だけど本当の話だからよく読んでね。というかやっと気づいたね。本当はずっと昔から君の中にいるんだよ?結論から言うと、昔は君が眠った後の時間に目が覚めてたの。要するに、君が眠ったら私が起きて、私が眠ったら君が起きるって感じだったんだけど、最近、徐々に私の起きてられる時間が長くなったんだよね。だからって何かしたいわけじゃないの。君の体を乗っ取ろうとか考えてない。むしろ君に体を返したい。だから協力して、このノートを使って私を消す方法探していこうね。』
意味がわからなかった。でも、誰かのイタズラとは思えなかった。僕は二重人格…ということになるのだろうか。とりあえず、もう一人の僕?が悪いやつじゃなさそうで少しだけ安心した。とりあえず彼女?の言う通り、やり取りを続けよう。その時はそう思った。

