『九月一日』
あれからお互い部活が忙しくて特にどこかに出かけるとかできず夏休みが終わってしまった。
駿からどこか出かけないかと誘われたけど、私が表に出ている時は部活がある日しかなかったから出かけることができなかったので、今度の休みでどこかに行こうかという話になった。
いつものように学校に行き、授業を受け、ロングホームルームで来月半ばに行われる文化祭のことで話し合うことになった。
去年は二日間のうち一日だけ参加することができた。準備の時は三割ほど参加できた。日記を読みながら自分の担当とか、サクがやったこととかを共有するから誤魔化したりするのが大変なのだ。だから駿の元を離れることができなかった。今年も一日だけでも参加できるといいな。
「何かクラスの出し物で案のある人いますか?」
学級委員長が前に出てこの話題の進行を務め、書記が黒板に『文化祭の出し物!』と書かれた隣に箇条書きで書くために点を何個も書いていた。
もちろん会話に参加したいのだけど、何もいい案が思いつかない。ちなみに去年はお化け屋敷をやった。一年生の中では好評で長蛇の列ができていた。その時は私とサクは中の道具づくりを担当した。(サクが決めた。)
今年もこそこそやることになりそうだな。なんて考えていると一人の女子生徒が手をあげた。
「劇やりたい!私情で申し訳ないんだけど、演劇部に入ってるんだけど、先輩たちが引退しちゃったから部員が少なくて今年の文化祭で演劇部で何もできないの。だからお願い!」
彼女の発言が終わると、次々にクラスメイトは「いいんじゃね?」とか「いいじゃん。やろうよ!」と賛成の言葉を発した。
「よし、反対意見のものはいないか?」
委員長がそういうとみんなが「意義なし!」と口を揃えていった。私は脇役さえできればそれでいい。そう思っていた。でも、劇をやりたいと言い出した女の子が驚くことを口にした。
「それで、劇なんだけど、星の王子さまをやりたくて…それで、その…私の中で飛行士のイメージがさ…城ヶ崎くんなんだよね」
「え、わた…僕?」
まさか、私を指名してくるとは思っていなかった。彼女の中で私、もしくはサクがどんなイメージを持っているのかわからない。
あれからお互い部活が忙しくて特にどこかに出かけるとかできず夏休みが終わってしまった。
駿からどこか出かけないかと誘われたけど、私が表に出ている時は部活がある日しかなかったから出かけることができなかったので、今度の休みでどこかに行こうかという話になった。
いつものように学校に行き、授業を受け、ロングホームルームで来月半ばに行われる文化祭のことで話し合うことになった。
去年は二日間のうち一日だけ参加することができた。準備の時は三割ほど参加できた。日記を読みながら自分の担当とか、サクがやったこととかを共有するから誤魔化したりするのが大変なのだ。だから駿の元を離れることができなかった。今年も一日だけでも参加できるといいな。
「何かクラスの出し物で案のある人いますか?」
学級委員長が前に出てこの話題の進行を務め、書記が黒板に『文化祭の出し物!』と書かれた隣に箇条書きで書くために点を何個も書いていた。
もちろん会話に参加したいのだけど、何もいい案が思いつかない。ちなみに去年はお化け屋敷をやった。一年生の中では好評で長蛇の列ができていた。その時は私とサクは中の道具づくりを担当した。(サクが決めた。)
今年もこそこそやることになりそうだな。なんて考えていると一人の女子生徒が手をあげた。
「劇やりたい!私情で申し訳ないんだけど、演劇部に入ってるんだけど、先輩たちが引退しちゃったから部員が少なくて今年の文化祭で演劇部で何もできないの。だからお願い!」
彼女の発言が終わると、次々にクラスメイトは「いいんじゃね?」とか「いいじゃん。やろうよ!」と賛成の言葉を発した。
「よし、反対意見のものはいないか?」
委員長がそういうとみんなが「意義なし!」と口を揃えていった。私は脇役さえできればそれでいい。そう思っていた。でも、劇をやりたいと言い出した女の子が驚くことを口にした。
「それで、劇なんだけど、星の王子さまをやりたくて…それで、その…私の中で飛行士のイメージがさ…城ヶ崎くんなんだよね」
「え、わた…僕?」
まさか、私を指名してくるとは思っていなかった。彼女の中で私、もしくはサクがどんなイメージを持っているのかわからない。

