またね、

去年の冬、私と蒼真がまだ小学5年生だった頃。いつも通りこの公園でサッカーをしたりお菓子を食べたりだらけていた。
その時に蒼真が、
「なぁ美緒!あのさ三角チョコパイ奢って!」
「え……なんで???急にどうした?笑 私は財布じゃないので無理です~~~」
「お願いだって!俺の誕プレとして!」
「はーーーん、、、誕プレかぁ~。まぁ今この場で私を笑わせたらいいよ?笑」
「ぃよっし!行けるわ!美緒ゲラだもんな笑」
「はぁ?そんなこと言うな!もう買わないよぉ~~~」

まぁもちろん買わないという選択肢はないんですけど笑

「ごめんって!じゃいきまーーす。
三角チョコパイの季節~♪三角チョコパイの季節~♪やっと来たよ、三角チョコパイ~♪」
「んはははは笑 やめて笑 あの、さ?笑 変な舞を踊りながら歌うやつじゃないのよ笑 あと途中から歌詞分かってないし笑」
「いいの!美緒が笑ったから!じゃ約束の……」
「まぁいいよ笑 あぁ~久しぶりにこんなに笑った」

っていう会話をしたことも鮮明に思い出せる。もちろん、誕生日の日に三角チョコパイと蒼真が大好きなアニメのキーホルダーをあげた。誰かが喜ぶ顔ってめっちゃうれしいんだよね~。蒼真も優しいから毎年同じぐらいの価値のものを返してくれる。本人によると「親が渡せって言ったからだし!」ということらしい。……まぁ嘘だと思うけどね笑

蒼真の結乃ちゃんに抱いてる気持ちに気づいたのも多分それぐらいの時期だったと思う。蒼真は常にまっすぐで素直だから一瞬で分かった。結乃ちゃんを見つめる目に優しさが入り混じることも、部活とかがない日はいつもと帰り道のルートを変えてばったり会えないか考えていることも、全部。私は幼馴染だからこその特別感がなくなったことに少し悲しく思うと同時にもう全力で応援し始めた。笑 やっぱり、幼馴染の幸せは願いたいのでね。だけど結乃ちゃんもなかなかに鈍感でございまして……かわいいっっ!

本当に結乃ちゃんと蒼真は自慢の友達なのでできるだけ早くくっついてお幸せに~、っていうルートを歩ませたいんですけど!多分くっつかせるまでに結構時間がかかりそうでもどかしいです。大変。笑