気がつくと、室内にいた。
辺りをよく見ると、家具や、照明、料理道具を見て、自分の家の台所だと分かった。
抱き合ったままだったので、南も一緒だ。
「何が起きた?」
「わからない…」
唖然とする二人の目線の先には、見知らぬ女の人がいる。
「ずっと、会いたかった!!!」
そう言って、女の人は笑顔で二人を強く抱きしめた。
状況が、全くわからない。まず、この人は誰だ。なんで台所にいるんだ。よく見たら、何かを作ってる最中で、野菜が焦げそうではないか。
火事になったら危ないと、冷静に火を消した。
「二人のおかげだ…」
泣きそうな声で、女の人は言った。抱きしめる力が強まる。
だから、何の話をしているんだ。
「あの、誰ですか…」
南が怪訝そうに言うと、我に返ったように、ごめん!と腕から解放された。
「自己紹介がまだ、だったね」
フーっと息を吐き、目を合わせた。
「私は、二ノ瀬真南」
また、二ノ瀬だ。多すぎるだろ、近くに。
「大学生だよ、よろしくね」
年は、違うのか。
いや、その他に聞きたいことが山ほどある。この情報は別に重要じゃないだろう。なんなんだ、この人。
「結論から言うね」
少し、真剣な目をした。真は息を飲んだ。
結論とは、ずっと知りたかったこと、なのだろうか。
真南さんは、一度深呼吸をし、発した。
「二人は、私なの」
真は眉をひそめる。ふたりは、わたし。フタリハ、ワタシ。思考が止まった。何を言っている。
「一気に話すから、ついてきてね!」
辺りをよく見ると、家具や、照明、料理道具を見て、自分の家の台所だと分かった。
抱き合ったままだったので、南も一緒だ。
「何が起きた?」
「わからない…」
唖然とする二人の目線の先には、見知らぬ女の人がいる。
「ずっと、会いたかった!!!」
そう言って、女の人は笑顔で二人を強く抱きしめた。
状況が、全くわからない。まず、この人は誰だ。なんで台所にいるんだ。よく見たら、何かを作ってる最中で、野菜が焦げそうではないか。
火事になったら危ないと、冷静に火を消した。
「二人のおかげだ…」
泣きそうな声で、女の人は言った。抱きしめる力が強まる。
だから、何の話をしているんだ。
「あの、誰ですか…」
南が怪訝そうに言うと、我に返ったように、ごめん!と腕から解放された。
「自己紹介がまだ、だったね」
フーっと息を吐き、目を合わせた。
「私は、二ノ瀬真南」
また、二ノ瀬だ。多すぎるだろ、近くに。
「大学生だよ、よろしくね」
年は、違うのか。
いや、その他に聞きたいことが山ほどある。この情報は別に重要じゃないだろう。なんなんだ、この人。
「結論から言うね」
少し、真剣な目をした。真は息を飲んだ。
結論とは、ずっと知りたかったこと、なのだろうか。
真南さんは、一度深呼吸をし、発した。
「二人は、私なの」
真は眉をひそめる。ふたりは、わたし。フタリハ、ワタシ。思考が止まった。何を言っている。
「一気に話すから、ついてきてね!」
