穢れた龍神と生贄の花嫁

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「まさか今日のうちに俺の部屋の掃除まで終わるなんて思わなかった。水夜は本当にすごいな」

 玄関、リビング、水夜の部屋、そして翔澪の部屋の掃除が終わると、翔澪は感心したように頷く。

「翔澪様が手伝ってくださったおかげです」
「俺は何もしていない。少し手伝っただけだ。逆に邪魔になっていなかったか?」

 気遣うように翔澪が言うと、水夜は嬉しそうに微笑んだ。

「邪魔だなんてとんでもない!かゆいところに手が届くといいますか、私が後でやろうと思っていたところを翔澪様がいつの間にか掃除してくださっているんですもの。本当にありがとうございます」

 水夜が嬉しそうに微笑むと、翔澪は頬を少し赤らめて水夜を見る。

「水夜は本当に可愛いな」

 そう言って、翔澪は水夜の額に小さくキスをした。

「!?しょ、翔澪様!?」
「はは、顔が真っ赤だ、本当に可愛いな。ずっと愛でていたいほどだ」